音楽ディストリビューションサービス「FRIENDSHIP.」が手がけるショーケースイベント『【SSR2025】SHIBUYA SOUND RIVERSE』が、2025年9月28日(日)、恵比寿LIQUIDROOM全館で開催される。
2022年、2023年は渋谷の街を舞台にサーキット形式で、2024年はイギリスの音楽フェスティバル『The Great Escape』でショーケースとして行われてきた同イベント。2025年は「ひとりでも、ひとりじゃない」をテーマに、恵比寿のLIQUIDROOM全館を使用した4ステージを自由に回遊できる1DAYイベントとして帰ってくる。揺らぎ、阿部芙蓉美、VivaOlaら、国内外でも注目を集める新進気鋭のアーティストたちが集結し、ひとりで訪れても音楽が寄り添う、特別な時間を過ごせる一日を紹介する。
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FRIENDSHIP.が示す「ジャンルレス」な現在地
「FRIENDSHIP.」は2019年にスタートした音楽ディストリビューションサービスだ。「良質な音を世界へ届ける」という理念のもと、世界中のプレイリスターやレーベル、メディアと連携し、作品の配信からプロモーションまでを幅広くサポートしている。
さらに、独自のキュレーションで選び抜いたアーティストには、音源リリースにとどまらず、メディア露出や海外展開の支援、ライブ機会の創出など、アーティスト活動全体を支える手厚いサポートを提供。常に音楽性やジャンルにとらわれずインディーシーンの土壌を耕してきた。その思想をリアルの場で体現するのが、ショーケースイベント『SHIBUYA SOUND RIVERSE(SSR)』である。

今回開催される『【SSR2025】SHIBUYA SOUND RIVERSE』は、前年にイギリスの音楽フェスティバル『The Great Escape』でショーケースとして実施した経験や、「FRIENDSHIP.」としてアメリカの『SXSW』ともコラボレーションを重ねてきた経験を踏まえた、いま国内外で注目を集めるバンドやシンガーソングライター、トラックメーカーなど、幅広い音楽性を持つアーティストがラインナップされている。
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バンド、SSW、ダンスミュージックなど多様な国内シーンが集結
バンド枠のラインナップは、轟音からメロウまで、国内のインディーロックシーンの幅広さを体感できる。メロコアやスクリーモを背景に爆発的なライブで知られるSPARK!!SOUND!!SHOW!!、ヒップホップを軸にオルタナやソウルなどジャンルレスに更新し続けるODD Foot Works、ドリーミーなギターロックを奏でる揺らぎは、いずれも現行シーンで注目の存在だ。さらにGateballersやゆうらん船といった実力派から、ヒップホップとR&Bを融合するDURDNまで、それぞれに異なる熱量を放つ。ほかにもaldo van eyck、GeGeGeなど、多様な音楽性のバンドが集結する。
ジャンルに縛られないシンガーソングライターも数多く出演する。透明感のある歌声で物語を紡ぐ阿部芙蓉美、19歳ながらグローバル音楽シーンに挑むRol3ert、R&Bなどを溶け合わせたカラフルなポップサウンドのFoiなど、個性豊かな面々が揃う。
また、クラブカルチャーとポップスの境界を軽やかに越える新世代も見逃せない。ネオソウルを基調に艶やかな世界観を描くSPENSR、グローバル感覚のR&Bを鳴らすVivaOlaが世代のポップスを提示する。加えてKEISUKE SAITO、YJC LAB.(YAJICO GIRL)らが、クラブ / エレクトロニックの最前線を更新する。