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ラーメン屋に行くのは「研修」、飲みは「残業」
タカノ:そんな高山さんですけれども、おくりバントの会長でありながら、毎日、残業とか研修で忙しいって聞いたんですけど。
高山:最近は、昼休みも研修に充てて。例えば昼休み、食事とか休憩をするんですけど、そのときにラーメン屋とか行ったり……、ラーメン屋とかに研修に行って。
Celeina:高山さんにとって、ラーメン屋に行くことは研修なんですね。
高山:はい。ラーメンに行くことを研修と呼んでます。あと、飲みに行くことを残業と呼んだり。
タカノ:飲みに行くことは残業なんですね(笑)。
Celeina:わかるような、わからないような(笑)。どういったことでしょうか?
高山:例えば、ラーメン二郎に行くとするじゃないですか。ラーメン二郎ってお客さんが作ってるというか。すごく礼儀正しいんですね。みんな静かに並んで、近隣住民に迷惑をかけないようにとか、食べたものを下げて、拭いてみたいな。お客さんが勝手に助けてくれる商売って、なかなか無いじゃないですか。
タカノ:なるほど、ちゃんとした理由で研修に。
Celeina:深いですね。
高山:これ、自分の商売に取り入れられないかなとか。残業については、毎日365日中、360日は飲みに行ってるんですよ。昨日も、休日出勤(飲み)したんですけど。飲みも、本当にいろいろあって。例えば、中野に住んでるんですけど、中野の飲み屋とかで飲んでると、よくクリエイターにも会うんですね。で、広告を作るときに、そのクリエイターに会うんですけど、何年も通ってると、お互いがどんなことをやってるかも知ってるし、何が得意かもわかるし、どんな性格かとかもわかるじゃないですか。だから、すごく長く付き合っていくことによって、ツーカーの関係になれるというか。クリエイティブを作るときに「こういうの作りたい」って言っても事前の説明が要らないんですよ。今まで、ずっと話してきてるから。
Celeina:「飲みニケーション」みたいなワードじゃなくて、もっともっと深いところで知り合って、何年も経った先にお仕事があったりと。
高山:長い付き合いもあるし、例えば飲み屋って、会社の上司とか部下とか取引先とかと違って、何の利害関係も無いところに1人で行くんで、そこで仲良くなるって難しいんですよね。高度なコミュニケーションが必要で。
Celeina:つながりがないからこそ、その場でちゃんとコミュニケーションを成り立たせないと、次がないですもんね。
高山:そういうところも営業の修行というか。
タカノ:スキルも飲み屋で養っているっていう。高山さん、ここで1曲いきたいんですけど、高山さんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらったんですが、どんな曲でしょうか?
高山:さっき言った「ワールドJポップ」って言う、外国人の方が日本語で歌ってる曲をずっと探してるDJなんですが、この度、謎のアメリカ人、メアリー・スミスっていう人と一緒に楽曲を作ったんですよ。DJマリアージュ&メアリー・スミスと、プロデューサーのプロハンバーガーって人と3人で作った楽曲で“世界で一番好きだよね”という曲です。

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