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演技とダンスの相互作用
タカノ:曲が流れてる間に高村さんとお話させてもらって、嘘がつけないっていうのが心に残ったんですけれども。
高村:そうですね。ダンスに対して、感情の部分でも嘘がつけないので、日常で悩んでるとか何かに怒りを抱いてるとか落ち込んでるっていうのが全部出てしまうので、いつもダンスって鏡だなと思っています。
タカノ:本当に刺さりますね。高村さん、最近はダンサーだけでなく俳優活動もやられてるという話を聞きましたが。
高村:そうなんです。元々、舞台を観るのが好きで、18歳ぐらいから、ダンサーのパフォーマンスを観る以外にもお芝居をしている役者さんの動きからインスパイアされて、踊りを作っていくっていう作業をしていた時期があって。いつかお芝居に触れてみたいなって思ってたので、初めて触れたときはすごく嬉しかったんですけど、自分が身体でやってきたこと以外に、言葉の重さとか繊細さとか、語尾の上がってるか下がってるかで伝わり方が全然違うとか。表情も、眉毛がちょっと上がってるだけで伝わり方が違ってしまったりとか。初めてお芝居に触れて、自分の表現はまだまだ細かくなくて、粗っぽかったなっていうのを見つめ直すきっかけになったので、大きかったです。お芝居に改めて触れて、そこからもう1回、ダンスに対する表現がいろいろ変わってきたなと自分で思っています。

タカノ:どっちにも相互作用がありそうですよね。
高村:ありますね。踊りと似てるなっていう部分もありますし、全然違うなって思う部分もありますし。やってて楽しかったですし、勉強になりましたね。
タカノ:これから俳優業もね、楽しみにしてます。
Celeina:さあ、「FIST BUMP」はグータッチでつなぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介してもらっているのですが、高村さんがご紹介してくださるのはどんな方でしょうか。
高村:ポールダンサーのKUMIさんという方をご紹介いたします。仲良くなった経緯は、もう8年ほど前ですかね。東京ゲゲゲイのMIKEYさんが演出しているASTERISK『Goodbye,Snow White』という舞台が初対面で、初めて共演しまして。そこからいろんな縁があって、今までずっと、一緒にパフォーマンスしたり、いろいろアドバイスもらったり、普段も仲良くしてくださったりする方です。
タカノ:一言で表すならどんな方ですか?
高村:「素敵な女神」です。きっとお会いしたら、そういうことかと分かると思います。
タカノ:楽しみです。明日は、素敵な女神ことポールダンサーのKUMIさんにつなぎます。
Celeina:「FIST BUMP」今日は、エモーショナルダンサーの高村月さんでした。ありがとうございました。
高村:ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann