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無数の肩書を持つイリエナナコ。中学生で映画制作を始めた強力なクリエイター魂を語る

2023.3.28

#MOVIE

映画『謝肉祭まで』の、驚きのあらすじ

タカノ:新作がもうすぐ公開という話も聞いています。

イリエ:はい。4月14日から1週間だけなんですが、『謝肉祭まで』という45分くらいの中編映画が公開になります。

タカノ:どんなあらすじなんですか?

イリエ:3人の神様が主人公で、謝肉祭って英語で言うと「カーニバル」なんですけど、この映画ではあくまでもオリジナルの祭りを作っていて、祭りの本番で3人のうち2人が死なければいけない設定になっているんですね。

タカノ:えっ!

イリエ:ただその世界線は、そこで選ばれて死ぬことは名誉で、世を救うことである、ということになっています。なのでそこに選ばれるために、祭り当日までの7日間、3人がごにょごにょ喋る、井戸端会議をしているような映画で。

タカノ:うわー面白そう! これはどこで観られるんですか?

イリエ:下北沢のトリウッドという映画館で、4月14日から1週間の上映になります。

タカノ:いやもうね、当日どうなっちゃうんだろうっていう想像力が働いてしまいますが、ここで1曲、この時間帯に合う曲をイリエさんに選んでもらいました。どんな曲でしょうか。

イリエ:古川本舗さんの“スカート”という曲になります。この曲の曖昧さがすごく好きで、夕方にちょうどいいなと思っていたんですよね。好きでずっと聴いてる曲ですけど、何の話かわからないんですよ、答えが出ないというか、明るい話なのか、暗い話なのか、音楽もミュージックビデオも含めてずっと答えは出ないし、そのときの自分によって違うものに感じるっていうのがあって。なんかそれって、昼と夜の間の夕方の曖昧な気持ちにしっくりくるなと思って。

タカノ:イリエナナコさんの選曲で、古川本舗“スカート”でした。昼と夜の狭間にね、素敵な選曲。

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