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たまにしか会えないノンフィクションライターとしてのこだわり
タカノ:本日もご一緒しています、ヤクルトスワローズのOBである五十嵐さんに取材をされたこともあるとのことですが、普段ノンフィクションライターとして、どのような視点で野球を取材されてるんでしょうか?
長谷川:そうですね。僕は、常に一緒にいる新聞記者や番記者のような立場ではないので、選手にお会いするのが本当にたまになんですよ。
だから、リアルタイムの情報は新聞やラジオ、テレビにおまかせして、「あの試合のあの場面どうだったんですか」のような、時間があるからこそ聞ける質問で、きちんと深堀りしようということを意識しています。
タカノ:なるほど。「毎日会わないからこそ」というところもあるかもしれないですよね。
さあ、ここで、長谷川さんにこの時間にラジオでみんなで一緒に聞きたい曲を選んでもらったんですが、どんな曲でしょうか?
長谷川:自分が聴きたい曲を選んでしまったんですけど、1980年代から90年代に福岡でブレークしたANGIE(アンジー)というバンドのデビュー曲“天井裏から愛を込めて”を選びました。
タカノ:この曲を選んだ理由は何ですか?
長谷川:ANGIEのメインボーカルの水戸華之介さんの歌詞がすごく好きで、こんな詞を書ける人になりたいという思いが、ライターをやる一つのきっかけになっていて、影響を受けたので。