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オーセンティックなバーを目指して「長州ちから」と命名
Celeina:2015年から高円寺でバーもやられているということで、どんな経緯だったんですか?
長州:元々、新宿のゴールデン街で7~8年バイト修行していまして、漠然といつか店をやりたいなと思っていたら、行きつけだった「オクトーバー」というインディーロック系に強いロックバーの店主さんが辞めるって言い始めて。だったら俺に貸してくださいって言って、次の日に不動産屋に行って、まるっと居抜きで。
Celeina:バイタリティがすごい! そのバイタリティの源ってどこにあるんですか? 昔から?
長州:多分、そうだと思います。
タカノ:BAR長州ちからという名前も面白いですよね。
長州:名前はちょっと間違えたなと思ってるんです(笑)。結構、真面目にやってるんですけど、長州ちからという名前のせいで、皆さんが持つイメージが違うんじゃないかなという気がしてます。
タカノ:ご自身の名前を付けた理由はあるんですか?
長州:オーセンティックなバーって名字をつけたりするじゃないですか。「倉田」みたいな。それで「長州ちから」がオーセンティックになるんじゃないかと思ったんですけど、名前が変だったら全然オーセンティックじゃなくて(笑)。
タカノ:お客さんはどういう人が来るんですか?
長州:お客さんは音楽好きだったり、お笑い好きだったり、漫画好きだったり、映画好きだったり、カルチャー喋りが好きな人が多くて。みんな愉快なお客さんばかりで、自分よりいろんなものに詳しい人が多いので、お客さんから教えてもらってて助かってますね。

タカノ:みんなと仲良くなれそうで良いですね。BAR長州ちから、ぜひチェックしてみてください。さあ、ここで1曲いきたいんですけれども、長州ちからさんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。どんな曲でしょう。
長州:夏の暑い日なので、夏っぽい曲をかけたいなと思いまして。あがた森魚さんが小学校の初恋の先生について歌った“佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど”っていう曲を選ばせていただきました。ちなみにベースは細野晴臣さんです。どうぞ。