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奥深きブッダマシーンの世界。蒐集を続けるハオハオハオが解説

2023.8.25

#MUSIC

世界中から200種類以上のブッダマシーンを蒐集

Celeina:ハオハオさんは、そもそもブッダマシーンになぜハマったんですか?

ハオハオ:私がブッダマシーンに出会ったのは2005年のときで、「FM3」という北京の現代アーティストの方々が「Buddha Machine」という名前で自身の楽曲を入れたガジェットを出したんですね。一部の音楽好きの中ですごい話題になって、私もそれを購入した1人なんですけど、その元ネタがこのブッダマシーンということに気づいて。私はどちらかというとこの元ネタの、仏教の音楽が流れるブッダマシーンの方に魅力を感じてしまって、今でも集めているという感じです。

Celeina:元々は音楽がお好きでというところからスタートした訳ですね。

ハオハオ:そうですね。

タカノ:仏教ソングの魅力みたいものに。

ハオハオ:そうですね。この見た目のポップさと、あとはこの中に入っている楽曲のバラエティーの豊かさと、ちゃんと中国でも使われているというところに惹かれたという感じですね。

タカノ:確かに、他にこういうのあまり無いですもんね。

Celeina:元々、コレクターみたいな性格だったんですか?

ハオハオ:いや、例えばカセットを集めたりとかそういうのはあったんですけど、ブッダマシーンは逆に、探してもなかなか見つからないというのがあったので、同じモノもダブって買うみたいなことをずっとやってしまって(笑)。

Celeina:ストックで何個も買っちゃおうみたいな。めっちゃ好きじゃないですか(笑)。

タカノ:集めがいがありそう。

Celeina:ちなみに、ごめんなさい。お高いんですか?(笑)

ハオハオ:お高いのだと、オーストラリアで見たのが1万5000円ぐらいして、一番安いのだと500円ぐらいから。

タカノ:ピンキリなんですね。

Celeina:意外と手が出せますね。

タカノ:でも、これ、世界中から集めていらっしゃったということですよね。すごいですよ。

Celeina:ハオハオさん、今は実際に販売もされているんですよね?

ハオハオ:そうですね。ダブってしまったたくさんのストックがあったので、その一部を開放するという形で通販サイトやイベント出店で販売したりしています。

Celeina:なるほど。ウェブサイトを拝見しているんですけれども、これでもかとブッダマシーンが並んでおります。

タカノ:オンラインで買えると。ハオハオさんのコレクションは今、何個ぐらいあるんですか?

ハオハオ:200種類ぐらいですかね。

タカノ:ダブってるものも合わせると、もっとってことですよね。

ハオハオ:そうです。

Celeina:販売されているのはダブっているものだけで、ご自身用にもたくさんコレクションされてる訳ですよね。

ハオハオ:そうですね。色違いだったら、同じモノでも絶対に買っちゃいますし、同じ見た目でも中に入ってる楽曲が違うバージョンとかもあったりして、コレクター魂をくすぐられるという感じです。

タカノ:ここでしか聴けない曲とかもある?

ハオハオ:ありますね。

タカノ:今、Spotifyとかいろんなストリーミングで聴ける時代ですけど、あえてということですよね。

ハオハオ:私もそこにすごいロマンを感じてて。この機械でしか聴けない曲だったり、この曲を聴くためにスイッチをオンにしなきゃいけないみたいな。

Celeina:その曲だけのために費やすプロセスが愛おしいんですよね。

タカノ:なるほど。ちょっと深い話になってきましたけれども、ここで1曲はさんでいきたいと思います。ハオハオさんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。どんな曲でしょうか?

ハオハオ:はい。ジオラマシーンの“夜を跳ねる”という曲です。ceroのギターの橋本翼さんがソロプロジェクトでやっていらっしゃるんですけど、橋本さん自身もブッダマシーンがお好きで、自身の曲をブッダマシーンに入れて出したいというお声がけをいただいて、ご協力させていただく形で作ったのがひょうたん型のブッダマシーンで。

タカノ:(ブッダマシーンを見て)ひょうたんが出てきました。かわいい手のひらサイズの。

ハオハオ:これも19曲入りで全部書き下ろしの楽曲が入ってるんですけど、その中の1曲です。

タカノ:それでは聴いてみましょう。

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