グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
6月5日は、ストリートスナップからMVも手がけるカメラマンのTsubasa flyawayさんが出演。今年1月にTikTokでスタートしたストリートスナップ、最初の投稿がなんと600万再生を記録。「初めまして」の関係性も含めた、ストリートスナップの魅力について教えていただきました。
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番組MCの二人と、実際にストリートスナップを撮影
Celeina(MC):週の最初は番組が推薦するこの方、ストリートスナップからMVも手がけるカメラマンのTsubasa flyawayさんです。よろしくお願いします。
Tsubasa:よろしくお願いしまーす!
タカノ(MC):実はInstagramのフォロワーです。知ってたんですよもともと。
Celeina:Instagramも20万人位いらっしゃるんですよね。TikTokを始められたというか、SNSでフォトグラフィーを本格的に始めたのが今年の1月ってことですか?
Tsubasa:TikTokを始めたのが今年の1月からですね。
タカノ:鰻のぼりじゃないですか。我々も先ほど、六本木ヒルズでストリートスナップ的なお写真を撮っていただいて。緊張しました(笑)。
Celeina:本当に、ちょっとした時間だったというか。
Tsubasa:そうですね、ストリートスナップはもう5分ぐらいで終わらせます。
タカノ:Celeinaさんのモデル振りたるや。
Celeina:ちょっと待って、それはやめてください(笑)。撮られる時に恥ずかしがったら終わりですから、要はもう、サクッとやって、サクッと切り替えるっていう。恥ずかしい(笑)。
ストリートスナップを始めたきっかけ
Celeina:現在はビデオグラファー、フォトグラファーと活動されているTsubasaさんですけれども、そもそもはダンサーを志されていたと。
Tsubasa:そうですね。幼少期からずっとダンスやってて、カメラマンになりたいと思ったこと1回もないっすね。
Celeina:そうなんですね。きっかけは何だったんですか?
Tsubasa:ヒッチハイクで2ヶ月ぐらいかけて、ロサンゼルスからニューヨークまで横断したんですけど、そこでGoProとかで初めて撮り出したんです。何かカメラで表現するのも楽しいなっていうところから入った感じです。
Celeina:Vlog的な部分から入っていった。
Tsubasa:そう、Vlog的な感じで映像から始まりました。
タカノ:ストリートスナップも、海外の方に英語で話しかけたりしてますよね。
Celeina:一つお伺いしたかったんですけど、日本で撮ってるものに関しては必ず日本語で話しかけられるじゃないですか。その後、反応があんまりなかったら英語で話しかけ直して。そのTsubasaさんの姿勢にすごい私は感銘を受けて。
Tsubasa:あ、本当ですか。
Celeina:それって、わざとやられてるんですか。
Tsubasa:そうですね。わからないっていうのが正直です。話しかけた方が、英語を喋れるかってわかんないじゃないですか。だから、日本におる以上は日本語で話しかけようっていう。英語の人は英語で返してくれるし、日本語を喋る人は日本語で返してくれるんで。
タカノ:そうやって話しかけるところから動画が毎回始まるんですけれども。あれはやっぱりガチでやってる。
Tsubasa:はい、ガチで。いいなと思った人にパッて声かける感じです。
初めてのストリートスナップ動画が600万回再生
タカノ:ちなみにTsubasaさん、一番最初のストリートスナップを覚えていますか?
Tsubasa:最初のは浅草で撮ったんです。おじいちゃんの方だったんすよね。
タカノ:見たみた!
Tsubasa:基本的にいつも撮ったら、SNSで「できましたありがとうございます」って写真をお渡ししてるんですけど、さすがにおじいちゃんSNSやってないなと思って(笑)。
タカノ:いや、そうですね(笑)。
Tsubasa:でも写真的には良かったんで渡したいなと思ってたんですけど、その動画が600万再生ぐらい回って。
タカノ:一発目がもう600万再生回ったっていう。こんなことあるんですね。
Tsubasa:それで、お孫さんまでその動画が届いて。それでお孫さんが「すごく写真素敵です。ぜひこの写真ください」って連絡をいただけて、あのおじいちゃんに直接お渡しさせていただけたんです。
タカノ:凄いよ。ミラクルストーリーですよ。
Celeina:素敵な動画でした。
タカノ:モデルとかアーティストの写真とは違うじゃないですか。街角で実際に会う方々っていうことで。面白さとか難しさとか、ありますか?
Tsubasa:今日どういう人と出会うんやろうっていう面白さがあって。例えば90歳ぐらいのおばあちゃんと出会って話したりできる。でも実際、そう話す機会ってないじゃないですか。
タカノ:そうですね。
Tsubasa:普通はすれ違うだけで終わるのに、その人と話せる時間っが生まれるっていうのが面白いなと思います。
Celeina:初めましてで写真を撮るのって、プライベートじゃないけど、凄いいろんなものが見えてくるというか。だから、一瞬でその場で初めましてをして、その深さまでいけるその瞬発力がすごい。
タカノ:僕、思ったんですよ。Tsubasaさんのお人柄だと思うんですよ。動画を見てても、声をかけてるTsubasaさんの声かけの優しさというか、すごく思いやりに溢れた方なんだなって感じていて。
Celeina:そうやってストリートスナップを始めるきっかけは何だったんですか?
Tsubasa:新海誠監督の『すずめの戸締まり』っていう映画の影響ですね。主人公が日本中を旅して、未曾有の災害を防ぐっていうストーリーで、そこで出会う人たちが、本当は災害に遭う人たちなんですよね。でもそういう人たちが力強くも、儚くも、生きる姿みたいなのを描いてて、すごく感動したんですよね。こういう日常にあるものを、自分でも表現したいと思って、ストリートスナップを始めました。
タカノ:街角でね。日常生活を送るみんなが主人公っていう感覚ですよね。
Celeina:なるほど。
タカノ:では、ここで1曲なんですけれども、Tsubasaさんに曲を選んでもらったんですが、どんな曲でしょう。
Tsubasa:はい。iamSHUM & O-MENZで”FAKE TOKYO”です。
タカノ:選曲の理由は。
Tsubasa:実はこの曲のミュージックビデオを自分が作成させていただいて。すごく印象に残っていて選ばせていただきました。
ファッションスナップとストリートスナップの違い
タカノ:Tsubasaさん、今日我々を撮っていただいたんですけれども。どうでした撮ってみて。感想というか。
Tsubasa:お二人とも表に出られてる方なんで、やっぱり上手でしたね。普段ストリートスナップする人って、基本的には撮られ慣れていない人が多いので。
タカノ:本当ですか。
Tsubasa:はい、上手です。
タカノ:僕なんてもうなんかガクブルでしたよ(笑)。
Tsubasa:すごい緊張されてましたね(笑)。
タカノ:そう。どっち向けばいいんだろうみたいな。インタビューとかでお写真撮っていただく機会はあるんですけど、毎回慣れないっていうね。セレイナさんの撮られてる瞬間を、僕はもうじっと見てました。
Celeina:ストリートスナップとファッション的なお写真ってまた違うものじゃないですか。だから逆に私は、ストリートスナップはある意味で初心者。だから、Tsubasaさんの望むものと私のやろうとしてることが一致してるのかっていうのが心配で。
Tsubasa:それでいうと、ストリートスナップで偶然モデルさんと出会うこともあるんですよ。でもその方ってもう、自分でやりたいことがわかってるし、それが色だと思ってるんで。逆に撮り慣れてない人は撮り慣れてないっていうのが色だと思ってて。
タカノ:そうか。ファッションスナップとストリートスナップの違いって今まで意識したことなかったけど。ファッションスナップはいろいろ商品を見せるとか、明確に目的がありますもんね。逆にストリートスナップの場合は、その人そのものをってことですね。
Celeina:ちょっと待ってやり直したい。なんか違う気がする。
タカノ:ダメです(笑)。
Celeina:さあ「FIST BUMP」、グータッチでつなぐ友達の輪ということでお友達をご紹介してもらっているんですが。Tsubasaさんがご紹介してくださるのはどんな方でしょうか?
Tsubasa:アーティストのiamSHUMさんです。
Celeina:お! 先ほど流しましたね。”FAKE TOKYO”。一言で表すとどんな方でしょうか?
Tsubasa:アカレンジャーって感じですね(笑)。
タカノ:え!(笑) 主人公感。
Tsubasa:主人公感。共通の友達がいて、いつも話すんですけど。あの人やっぱり根っからアカレンジャーやなみたいな。
タカノ:青でも黄色でもなくね。
Tsubasa:お前やったらミドレンジャーって言われます。
タカノ:そうなんですか(笑)。面白いですね、そういう見方もね。ありがとうございます。明日はアーティストのiamSHUMさんに繋ぎます。Tsubasa flyawayさん、ありがとうございました。
Tsubasa:ありがとうございました。
GRAND MARQUEE
J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann