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マディソンスクエアガーデンでハーフタイムショーへの出演
タカノ:どれぐらいの年月をかけて、ここまでたどり着いたんですか?
ZiNEZ:バスケを13歳からやってたんですけど、15歳でカナダに行って、ストリートバスケとかに、どっぷりハマったんですよ。そこからフリースタイルもやりたいなって。こんな自由なバスケがあるんだっていうので感動して、そこから18年ですね。

タカノ:匠の技ですよ。ちなみにカナダ、どちらですか。
ZiNEZ:バンクーバーから船で1時間ぐらいのヴィクトリアです。わかります?
タカノ:わかります。僕、昔トロントに住んでて。
ZiNEZ:おじいちゃん、おばあちゃん、住んでます。
タカノ:ティムホートンズで働いたんです。
ZiNEZ:ティムホですか。ティムホートンズって24時間、開いているドーナツ屋さんで、日本で言ったら……。
タカノ:ドトール×ミスタードーナツみたいな。ダボダボっていうメニューがあるんですけど……。
Celeina:すごい、なんかカナダトークが(笑)。
ZiNEZ:ぜひ、カナダ行く際はティムホートンズに行ってください。美味しいんで(笑)。
Celeina:行きます。ZiNEZさんの話を聞いてもいいですか(笑)。先ほどカナダ留学って話もありましたけど、留学から帰ってこられて、フリースタイルバスケットボールのプロを目指されたんですよね?
ZiNEZ:フリースタイルバスケって、ボール1個あればどこでもできるから、インターネットとめちゃめちゃ相性がいいなとずっと思ってて。カナダの田舎だったんでやることもなくて、自分の好きな景色で、好きな音楽を乗せたダンス動画を撮れるのが楽しくて、ひたすら動画をインターネットにアップしてたら、いろんなチャンスが起きて。当時、NBAの試合をやるニューヨークのマディソンスクエアガーデンでハーフタイムショーとか頼まれたりとか。「動画見ました」みたいに。
タカノ:めちゃくちゃすごい。
ZiNEZ:すごいラッキーでした。多分、人よりも動画をアップするのが早かったんですよね。フリースタイルも2000年ぐらいにできたんで、割と若いカルチャーっていうのもあって、注目してもらえたんだと思います。
タカノ:いろんな可能性を秘めてますね。僕が見たのは、呪術廻戦の五条悟さんの……。
ZiNEZ:昨年、唯一の成功体験だった気がします(笑)。
タカノ:目隠しをしてやるんですよ。すごいですよね。いろんなコラボが可能ですよね、そう考えたら。
ZiNEZ:そうなんですよね。何にでもボールを持たせればフリースタイルバスケだと思うんで、そういう意味では無限大の可能性があるなって。それもボールの楽しいとこで、何とでも合わせれるなと思ったんですよね。
タカノ:アニメも音楽も……。という話をしてたら、尺がだんだん無くなってたので、曲にいきたいんですけれどもZiNEZさん、かけたい曲の紹介をお願いします。
ZiNEZ:皆さんが知ってる曲がたくさん流れてるだろうなと思ったので。僕、CONDENSE(コンデンス)ってグループに入ってて、ダンスボーカルユニットみたいな感じなんですけど、それこそ、ラッシャーっぽいテクノロジーとか演出に使ったりしていて、ダンスの可能性を模索している表現集団なんですけど、その僕らの曲を1曲持ってきたので、ぜひ皆さんに聴いていただきたいなと。聴いてください。CONDENSEで“THAT’S MY ZONE”。
フリースタイルバスケを通じた可能性の探求
Celeina:ZiNEZさん、2008年・2009年にはフリースタイルバスケットの大会で連続優勝もされてたり、今やシーンの第一人者とも呼ばれる存在ですけれども、今後の夢や目標はありますか?
ZiNEZ:さっき、可能性がすごいあるって話してもらったと思うんですけど、ボールって、スポーツで勝ち負けに使われることが多いと思うんすよ。でも、丸いし、公平なもので、自己表現に使われてもいいんじゃないかなって。音楽とかアートとか、そういう可能性がすごいあるものだと思うので、その可能性の探求を、テクノロジーとか面白いものを使って表現して、皆さんに楽しんでもらえればいいなって。

タカノ:なるほど。だから、ラッシャーさんが言ってた「球」っていうのが、腑に落ちるというか。
ZiNEZ:そうですね。誰よりも球について考えてます(笑)。
Celeina:ZiNEZさんの活動などはInstagramでいいですかね。
ZiNEZ:はい。KAMIKAZEって名前で大会とか出てるんですけど、「ZiNEZ KAMIKAZE」でTwitterもInstagramも両方やってますんで、ぜひ見てみてください。
Celeina:さあ、「FIST BUMP」は、グータッチでつなぐ友達の輪ということで、お友達を紹介してもらっていますが、ZiNEZさんがご紹介してくださるのはどんな方でしょうか?
ZiNEZ:モデルのモクタールさんです。モクタールさんは、めちゃめちゃ面白いです。楽しみにしてください。
タカノ:元々のお友達?
ZiNEZ:お友達ですね。ひょんなことで、3、4年前とかですかね、仲良くなったんですけれども。一言で言うと「生きるパワースポット」みたいな奴。
Celeina:ちょっと! 必要なんじゃない私たちに、今。
ZiNEZ:めちゃめちゃ元気くれると思うんで、すごい面白い子なんで、皆さんお楽しみに。
Celeina:ありがとうございます。明日はモデルのモクタールさんにつなぎます。フリースタイル・バスケットボーラーのZiNEZさん、ありがとうございます。
ZiNEZ:ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann