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『じゃあつく』『ひらやすみ』、作者はドラマをどう見た
オカヤ:ドラマの影響はすごいですね。『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、周りで見てない人がいない。どのタイプの知り合いも見ている印象です。
谷口:ああ、ドラマってこんなにみんな見てるんだなと思いましたね。真造さんとも話してたんですけど、『ひらやすみ』のドラマはかなり忠実に原作通りに物語が進んでるんですけど、私の場合はまだ物語が途中なのもあるし(※)、私自身、自分の作品がドラマだとどんなふうになっていくのかが楽しみだから、おまかせしているところがあって。オリジナル要素もどんどん入れてください、とお伝えしているし、だから同人誌の二次創作を見ているような感覚もあります。
※『じゃあ、あんたが作ってみろよ』『ひらやすみ』は共に現在も連載中(2025年12月時点)
真造:パラレルワールドを見てるようだよね、って話してるよね。
オカヤ:なるほど。たしかに『ひらやすみ』はめちゃくちゃ忠実ですよね。
真造:そうですね。本当にずっと原作通りだね。けっこう嬉しかった。
谷口:真造さんが泣いているところをはじめて見ました。本当に、今までの全ての中ではじめて。自分の作品で泣くんだ、と思って(笑)。
オカヤ:へえ。「良いドラマにしてくれてありがとう!」みたいな涙なんですか?
谷口:「俺こんなに良い作品描いてたんだ」って言って泣いてたよね(笑)。
真造:いやいや、もちろん、こんなふうに映像化してもらって、ということですよ(笑)。みなさんの演技が上手過ぎて……。
オカヤ:どのシーンで泣いたんですか?
真造:何回かあるんですけど、ヒロト(岡山天音)が俳優をはじめた頃に、事務所から帰って走り出すところと、なっちゃん(森七菜)がケーキを落として泣いちゃうところかな。
谷口:なっちゃんがケーキを落として泣いてるところで、真造さんがすごく共感していて、私はぜんぜんそこじゃないところでいつも感動してたから、びっくりしたよ。
真造:そっか。なんだろうな……俳優さんの演技が、こういうふうにやるんだっていう感動が強かったから。
オカヤ:『ひらやすみ』の森七菜さん、すごくいいですよね。
真造:みんないいですよね。なっちゃんのドラマも、俳優さんがみんなすごくいい。
谷口:なっちゃんって言うのは、なつみ(森七菜)じゃなくて私のこと?
真造:あ、そうそう(笑)。谷口さんのね。
オカヤ:『じゃあ、あんたが〜』の竹内涼真さんもすごくいいです。第1話はちゃんと、見ている人がムカつくようになっていて、その後で「頑張ってる、かわいい」となる。思う壺ですね。