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NEWS EVENT SPECIAL SERIES
あの人と巡る、東京アートスポット

アオイヤマダは自分事としてアートを楽しむ「自分と同じ、生身の人間が作ったもの」

2024.10.29

アートウィーク東京

#PR #ART

【『アートウィーク東京』をどう巡る?】
アオイヤマダは、想像を超えるアートや未知の体験に注目

―今日展示を観たKOSAKU KANECHIKAはもちろん、東京を代表する53の美術館やギャラリーが『アートウィーク東京(AWT)』に参加します。

アオイヤマダ:たくさん参加するんですね! 楽しみです。

アオイヤマダ:今日、KOSAKU KANECHIKAさんで展示を観た沖潤子さんが、AWT FOCUSでの「大地と風と火と:アジアから想像する未来」(会場:大倉集古館 1・2階)に出品されるということなので、そこではどんな作品を観られるのか気になります。

束芋『そのあと』会場:ギャラリー小柳

束芋《夜と赤》2024年 photo by watsonstudio © Tabaimo, courtesy Gallery Koyanagi

人間の心理や社会の不穏な気配を描く映像インスタレーションで知られる束芋。不気味な風景が織りなす映像世界は、2011年の第54回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示、同年の第61回芸術選奨新人賞美術部門受賞など、国内外で高く評価されてきた。AWT BARで提供される、アーティストカクテルでコラボレーションする。

会期:2024年10月5日(土)〜11月16日(土)
住所:東京都中央区銀座1-7-5 小柳ビル9F
URL:https://www.gallerykoyanagi.com/
※束芋は、『アートウィーク東京』の「AWT BAR」で、白という色のイメージに感じる「怖さ」を表現したミルクベースの甘いカクテルを提案。束芋がカクテルに合わせてデザインしたコースターも数量限定で配布予定。

詳細はこちら:https://www.artweektokyo.com/bar/

アオイヤマダ:あとはギャラリー小柳での束芋さんの個展『そのあと』の、どこかアンダーグラウンドな空気感にも惹かれています。私は1990年代のクラブやアート / 音楽シーン、アンダーグラウンドカルチャーに影響を受けていることもあり、いろいろなものがミックスされた流動的な作品が好きです。不気味な風景が織りなす束芋さんの映像インスタレーションは、色使いとシュールな世界観が好きです。 ぜひ観てみたいです。

―会期中、AWT BAR(表参道)では、束芋さんとコラボレーションしたカクテルも飲めるみたいです。

アオイヤマダ:束芋さんがコラボレーションした真っ白なアーティストカクテル、気になりますね……。一見真っ白で味の想像ができないですし、「アートを飲む」ような未知の体験にワクワクします。

『アートウィーク東京』期間に、「AWT BAR」で提供される束芋のカクテル「白は怖い」

渡辺志桜里『宿 / Syuku』会場:資生堂ギャラリー

渡辺志桜里『Sans room』2017年

外来種や絶滅種といった人間と自然との間に生じるコンフリクトを想起させるモティーフに焦点を当てることで、私たち人間同士に孕む課題を暗示する作品を多く手がけている渡辺志桜里。本展では、水槽やプランターなどをホースでつなぎ、水やバクテリアを循環させて自律した生態系を構築する渡辺の代表作《Sans room》とともに、能の演目『翁』にインスピレーションを得て制作した新作能の映像インスタレーションなどを展示。

会期:2024年11月6日(水)〜12月26日(木)
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
URL:https://gallery.shiseido.com/jp/

アオイヤマダ:渡辺志桜里さんの植物、魚やバクテリアの入った水槽を使った作品が気になります。人工と自然や有機的なものとの組み合わせは、作者も予測不能な余白部分が多くてわくわくします。

今道子 2024 作品 会場:PGI

今道子《梟少女》2019年 ©Michiko Kon, courtesy of PGI

今道子は、自身の想像の中にある非現実の現実を、視覚芸術である写真を用いて表現する。1970年より作家活動を始め、野菜や魚などの食材、また花や昆虫を素材としてオブジェを制作し、それらを撮影して印画紙に焼き付けた作品で知られる。今回の個展では、新作約20点を発表予定。

会期:2024年10月23日(水)〜12月7日(土)
住所:東京都港区東麻布2-3-4 TKBビル3F
URL:https://www.pgi.ac/exhibitions/10142

アオイヤマダ:今道子さんの想像の中の非現実の現実が見てみたいです。普段の自分の中に存在する現実との向き合い方に、新しい道や風が欲しいとき、脳内に衝撃を走らせたいとき、アートは生き方に様々な可能性を教えてくれる気がします。

私は今、俳優業とダンスを中心に表現活動をしていますが、また自分で絵を描きたいし、いつか空間も作ってみたい。そんなことをぼんやりと考えているので、『アートウィーク東京』でさまざまな作品に触れて、たくさんのインスピレーションを得たいです。

アオイヤマダがAWT BUSで回りたいおすすめルート

AWT BUSのマップはこちら

ギャラリー小柳、シャネル・ネクサス・ホール(銀座)

資生堂ギャラリー、東京画廊+BTAP(銀座)

AWT VIDEO(大手町)

AWT FOCUS(虎ノ門)

AWT BAR(表参道)

ファーガス・マカフリー(表参道)

『アートウィーク東京』

会期:2024年11⽉7⽇(⽊)〜11⽉10⽇(⽇) 10:00〜18:00
会場:都内の参加美術館・ギャラリー、AWT FOCUS、AWT BARほか各プログラム会場
主催:⼀般社団法⼈コンテンポラリーアートプラットフォーム
提携:アートバーゼル(Art Basel)
特別協⼒:⽂化庁
公式サイト:https://www.artweektokyo.com/

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