エリア51の音楽演劇『鳴っちゃってどうしよう、愛』が、12月24日(木)から27日(日)にかけて東京・北千住のTHEATRE 1010 稽古場1にて上演される。
エリア51は、演劇作家の神保治暉(じんぼ・はるき)を中心に集合したクリエイティブチーム。『CoRich舞台芸術まつり!2026春』ではグランプリを受賞している。同公演は、劇場をライブ空間と捉え、俳優やダンサーの身体表現を同じ地平で立ち上げる「音楽演劇」シリーズの最新作。上演中は音楽ライブのようにスマートフォンでの写真と短い動画撮影が可能だ。
物語の舞台は、未知の巨大タコの出現によって観光客が激減した港町。偶然浜に流れ着いた主人公・しじまが、漁師の娘でありシンガーソングライターを目指すかなでに恋をし、曲作りを手伝い始める。しかし、かなでが初ライブの場に選んだのは、若者たちの主張と熱狂が渦巻く過激な街頭集会、通称「タコパ」のステージだった。
作・演出・音楽は神保治暉が担当。出演者には、わたしのような天気、堀春菜、原雄次郎、徐永行(じょ・のぶゆき)らが名を連ねている。また、劇中ではエリア51と松田龍也によるバンドの生演奏も披露される。
世界中で鳴り止まない爆撃音、人々の間に横たわる分断。抵抗する手段は残っているか、愛で沈黙は破れるかと問いかける同作で、エリア51がラブソングをかき鳴らす。

先行チケットは11月5日(木)まで販売中。一般チケットは11月7日(土)より販売予定だ。
上演に向けて、作・演出・音楽を手がける神保からのコメントが公開。さらに、NiEW編集部もコメントを寄せている。
作・演出・音楽:神保治暉 コメント
尾崎豊は1992年に、忌野清志郎は2009年にこの世を去りました。彼らのようにまっすぐ愛を歌いたい!!という思いで本作に挑みます!!
社会はどんどん息苦しくなっていき、劇場もどこか息苦しい。客席に座って爆音に包まれている間にも、現実の爆撃音が脳裏で鳴りやまない。純粋に舞台を楽しんでいてはいけないんじゃないか、と思う自分がいる。
今、舞台芸術の上演に何ができるんだろう。何もできないのかもしれない。それでも、言わずにいられない言葉、鳴らさずにいられない音がある。
本作は、思わず愛を鳴らしてしまう、あるいは鳴らせない人々の奮闘する姿が描かれます。ぜひあなたも心臓を鳴らしにきてください。
同じ時代を生きるあなたに、愛を込めて。
2026.10.17 神保治暉
NiEW編集部 コメント
エリア51が、まっすぐ愛を歌う……!これまでもステージの中で鳴り響いていた愛について、ついにまっすぐ扱うところまで来たんだと思うと、嬉しくて仕方ないです。
誰がどう考えたって暗いことばかりなこの時代に必要なのは、冷笑でも諦めでもなく、ただまっすぐに愛を歌うことの勇気だと思う。私は2026年、エリア51の『光かもしれない』で、どれだけ負けそうになっても、愛を信じることが明るくて素敵なことだって、思い出させてもらいました。
それにクリスマスに上演!愛に触れるのに、ぴったりの日に、この新作が上演されることがとても嬉しいです。
柴田真希(NiEW編集部)
エリア51『鳴っちゃってどうしよう、愛』


作・演出 神保治暉
会場 シアター1010稽古場1(東京都足立区千住3-92 千住ミルディスI番館10階)
各線「北千住」4番出口直結、西口から徒歩約3分
日程 2026年12月24日(木)〜12月27日(日)
12月24日(木)18:00
12月25日(金)13:00/18:00
12月26日(土)12:00/18:00
12月27日(日)13:00
※開場は開演の30分前
※上演時間約100分を予定
* 転転飯店 中村亮太さんによるアフタートークを開催
チケット
《先行販売:2026年10月17日(土)から11月5日(木)まで販売》
◇販売ページ(こりっちチケット!v2)
・先行チケット 4,000円(ステッカー特典・一般チケットより早い整理番号をご用意)
・応援チケット5,000円
(歌詞カード特典・ステッカー特典・ご希望の席を可能な限り優先確保)
《一般販売:2026年11月7日より販売》
◇ローソンチケット・演劇最強論-ingにて販売予定
・一般チケット 4,000円
・U25チケット 3,500円
※全席整理番号付き自由席
※当日券は一般、U25ともに+500円
キャスト
《俳優》わたしのような天気、堀春菜、原雄次郎、徐永行
《バンド》エリア51(鈴木美結、神保治暉、中野志保、廣戸彰彦)、松田龍也
スタッフ
作・演出・音楽:神保治暉
劇中曲「烏賊」振付:振付稼業air:man
ドラマトゥルク:長谷川祐輔
美術:山本史織
照明:緒方稔記
音響:おにぎり海人
衣裳:山田美奈子(エリア51)
舞台監督:玉井秀和
演出協力:山田朋佳
音楽ミックス:松田龍也
舞台監督補佐:濵田真実(エリア51)
宣伝美術:鈴木美結(エリア51)
広報:菅原茉利奈
制作協力:黒澤たける
制作:小野塚央
協力:急な坂スタジオ/AOI Pro.
ザジ・ズー、サンバーチャイチャイ、さるさるさる松井絵里、旅するたたき場、yuicco project、黒猿、まばゆいクラブ、かまどキッチン、劇団FAX
助成:芸術文化振興基金、公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
主催・企画・制作:エリア51
<あらすじ>
ある港町の物語。未知の巨大タコの出現によって観光客が激減し、人々は悲鳴をあげていた。主人公「しじま」は偶然その浜に流れつき、漁師の娘でありシンガーソングライターを目指す「かなで」に恋をする。かなでの曲作りを手伝い始めるしじまだが、初ライブの場にかなでが選んだのは、若者たちの主張と熱狂が渦巻く過激な街頭集会―――通称「タコパ」のステージだった。