パルコ・プロデュース2026『メアリー・ステュアート』が、2026年4月に東京・渋谷のPARCO劇場で上演されることが決定した。
ドイツの劇作家フリードリッヒ・シラーによる同名の戯曲を原作とした同作は、スコットランド女王のメアリー・ステュアートとイングランド女王のエリザベス1世の数奇な運命を描いた歴史劇。今回の上演は、イギリスの演出家のロバート・アイクによって2016年にロンドン・アルメイダ劇場で初演されたバージョンを用いる。翻訳は小田島則子、演出は『オーランド』や『星の降る時』などを手掛けた栗山民也が務め、愛と権力のはざまで生きた2人の女王の対峙を描く。
上演決定に際し、キャストも発表。メアリー・ステュアート役は宮沢りえ、エリザベス1世役は若村麻由美が演じる。また、共演者として、橋本淳、木村達成、犬山イヌコ、谷田歩、段田安則、大場泰正、宮﨑秋人、釆澤靖起、阿南健治、久保酎吉らが名を連ねている。
詳細な配役や公演概要は12月に発表予定。なお、2026年5月には福岡、兵庫、愛知、札幌での地方公演が予定されている。
NiEW編集部からのコメント
「私は国家と結婚した」というフレーズが有名なエリザベス1世は、2025年日本公演のミュージカル『SIX』で取り上げられたヘンリー8世とアン・ブーリンの間に生まれた人物です。
イギリス史を題材にした作品の上演が続くのは世界史専攻だった身としてとても嬉しいし、シラー原作なのにもテンションが上がります……! 見たい……!
(編集部・山本)
パルコ・プロデュース 2026『メアリー・ステュアート』

原作=フリードリッヒ・シラー
翻案=ロバート・アイク
翻訳=小田島則子
演出=栗山民也
出演=宮沢りえ 若村麻由美
橋本淳 木村達成 犬山イヌコ 谷田歩 大場泰正 宮﨑秋人 釆澤靖起 阿南健治 久保酎吉/段田安則
日程=2026年4月
会場=PARCO劇場 他北九州、兵庫、豊橋、札幌公演あり
ハッシュタグ=#メアリー・ステュアート
企画・製作=株式会社パルコ