小出ナオキ展『イオニコニアン:生まれなかった王国の遺構』が、5月20日から6月17日まで、東京・六本木の小山登美夫ギャラリー六本木で開催される。
千葉県を拠点に制作活動を行う小出ナオキは、家族や身近な存在をユーモラスに表現する作風が特徴の現代美術作家。同展のタイトルである「イオニコニアン」は小出ナオキの造語であり、実在しない時代の名称を指している。
同ギャラリーで10年ぶり6度目の個展となる同展は、全て全点新作で構成されていおり、「他者の存在や目を気にせず、自分の心の表れを正直に表現」したという。陶芸による立体作品をメインに、ドローイング、ミクストメディアの平面作品などが展示される。