A24が人気アクションRPG『ELDEN RING』の映画化プロジェクトをバンダイナムコエンターテインメントと共同で始動したことを発表した。
2022年に発売された『ELDEN RING』は、高難易度のゲーム性と、自由度の高い冒険が評価され、全世界累計出荷本数3000万本を超えるヒットを記録しているフロム・ソフトウェア開発のダークファンタジー。バンダイナムコエンターテインメントは海外販売を担当している。
映画は『ムーンライト』『ミッドサマー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』といった話題作を手がけてきたA24が制作を担う。監督 / 脚本を務めるのは『エクス・マキナ』『シビル・ウォー アメリカ最後の日』などで知られるアレックス・ガーランド。プロデューサーにはピーター・ライス、アンドリュー・マクドナルド、アロン・ライヒ、ヴィンス・ジェラルディスのほか、『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者で『ELDEN RING』の世界観構築を担当したジョージ・R・R・マーティンも参加する。
また『ELDEN RING』は、5月30日(金)にスピンオフタイトルとして新作『ELDEN RING NIGHTREIGN』を発売予定。2025年内にはNintendo Switch 2向けに『ELDEN RING Tarnished Edition』の発売も予定している。


NiEW編集部からのひとこと
超高難易度で、プレイヤーが非常にゲームオーバーになりやすい、所謂「死にゲー」としての要素が評価の大部分を占めている『ELDEN RING』をどう映像化するのかに期待。「死にゲー」的な映画といえば『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『ミッキー17』があるが、両作品ともタイムループ、人体コピーといったSF設定を前提としているため、ファンタジーな世界観の『ELDEN RING』は、そのあたりの設定をどう料理するのか……A24とアレックス・ガーランドの手腕が見もの。また、相次ぐゲーム原作映画の潮流という意味でも注目度は高い。ゲーム原作映画についてはNiEWのマインクラフト特集をぜひ一読あれ!(編集部:野村)
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