5月16日(金)に全国公開される映画『かくかくしかじか』の本予告と本ポスターが解禁され、主題歌をMISAMOが担当することが発表された。
『ママはテンパリスト』『海月姫』『東京タラレバ娘』などのヒット作を生んだ東村アキコの同名漫画を原作に、関和亮が監督を務めた同作。恩師との出会いと別れが実話をもとに描かれた原作は「マンガ大賞2015」を受賞する話題作となり、映像化の話も絶えなかったが、東村は完璧な形での映像化は不可能と考え、断り続けていたという。今回、東村自身が脚本を担当する形で初の映画化が実現。漫画家を夢見る女子高生・明子役に永野芽郁、その恩師となるスパルタ絵画教師・日高役に大泉洋を迎え、宮崎、石川、東京を舞台に9年間の軌跡を描く。明子のクラスメイトでクールなミーハー女子・北見役を見上愛、明子の後輩・佐藤役を畑芽育が務めるほか、鈴木仁、神尾楓珠、津田健次郎、有田哲平、MEGUMI、大森南朋の出演が決定している。
書き下ろしの主題歌”Message”を担当することが発表されたMISAMOは、TWICEの日本人メンバーであるMINA(ミナ)、SANA(サナ)、MOMO(モモ)の3人で構成されるユニット。MISAMOが映画の主題歌を担当するのは同作が初となり、SANAにとってはプライベートでも親しい永野の主演作という運命的な要素も重なった。永野、大泉、SANAの3人から同曲に寄せるコメントも公開された。
【永野芽郁 コメント】
MISAMOさんに書き下ろして頂いた「Message」という曲は、まるで明子が日高先生に向けたかったような、日高先生が明子に残したかったような、二人の9年間にわたる様々な思いが、この一曲に凝縮されているように思えました。この楽曲を本編の最後に皆様に聴いて頂けることを、心から楽しみにしております。【大泉洋 コメント】
世界的アーティストのMISAMOさんが、この映画のために特別に楽曲を制作してくださったのだと強く感じました。
映画の台詞やエピソードが自然と思い出されるような楽曲であり、物語に深く寄り添う主題歌です。
映画で泣いて、そして「Message」を聴いて再び泣いてしまう——常に『かくかくしかじか』が頭に浮かぶ、素晴らしい楽曲だと思います。【MISAMO・サナ コメント】
東村さんの素晴らしい原作と、豪華なキャストのみなさまが作る映画「かくかくしかじか」の主題歌にMISAMOを選んでいただき、本当に光栄でした。
お話をいただいたとき、びっくりしました。そして、心を込めて自分たちの歌をお届けしたいなと思いました。
「Message」という楽曲が少しでも映画を彩ることができたら嬉しいです。ぜひ劇場でお楽しみください。
解禁された本予告映像では、楽曲の一部も聴くことができる。映像の前半では、「漫画家になる」という夢のために美大進学を志し、地元の絵画教室へ通うことになったお調子者の女子高生・明子が、竹刀片手に怒号を飛ばしまくる絵画教師・日高先生と衝撃の出会いを果たし、連日の超スパルタ指導に苦しむ様子や、「いいから描け!」「描け! 描け! 描け!」とどんな状況でも生徒たちに描くことをやめさせなかった先生との日常が収められている。後半では、次第に漫画家になるには宮崎では叶えられないと思い始める明子と、画家を目指すと信じる先生とのすれ違いが切り取られ、決して戻ることのできないかけがえのない日々に、主題歌”Message”が優しく寄り添う切ない映像となっている。併せて解禁された本ポスターは、ジャージ姿の永野と大泉がそれぞれ筆と竹刀を持つ姿が印象的な一枚。
映画『かくかくしかじか』

◇出演:永野芽郁、大泉洋、見上愛、畑芽育、鈴木仁、神尾楓珠、津田健次郎、有田哲平、MEGUMI、大森南朋
◇原作:東村アキコ
◇監督:関和亮
◇脚本:東村アキコ 伊達さん
◇主題歌:MISAMO「Message」(ワーナーミュージック・ジャパン)
◇音楽:宗形勇輝
◇配給:ワーナー・ブラザース映画
◇公式X:@kakushika_movie #映画かくしか ◇公式Instagram:@kakushika_movie
◇原作クレジット:「かくかくしかじか」東村アキコ(集英社刊)
©東村アキコ/集英社 ©︎2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会
5月16日(金)全国ロードショー!
【ストーリー】
漫画家になるという夢を持つ、ぐうたら高校生・明子(永野芽郁)。人気漫画家を目指していく彼女にはスパルタ絵画教師・日高先生(大泉洋)との戦いと青春の記録があった。 先生が望んだ二人の未来、明子がついた許されない嘘。ずっと描くことができなかった9年間の日々が明かされるー。