演劇と社会と生きることについての論争を繰り広げる、猿博打の舞台『右往左往』

作:池内風(かわいいコンビニ店員飯田さん)
演出:村上弦(猿博打)

2025.03.20(木)〜03.23(日)
OFF•OFFシアター
東京都世田谷区北沢2丁目11-8TAROビル3F

《あらすじ》
届かない、届かない、私の言葉が届かない。
生活のこと、社会のこと、世界のこと。
この世の異変に目を向けて、私は必死に声を上げる。
しかし届かない。彼らに全く届かない。

目の前には手を繋いで微笑み合うカップル。
フットサルサークルの浮かれた男女。
同じ社会学部の学部生はスマホゲームをしながら通り過ぎる。
誰も私の話を聞いていない。

「私の言葉は人の心に届かないのか？」
そう思った瞬間、目の前には賑やかに騒いでいる一団が通る。
他の学生からもまるで変人を見るかのような目線を浴びている。
演劇部だ。我が大学の異端児集団。演劇部。
彼らの声は不思議とよく通る。耳に入ってくる。そして心に届く。

私は、走った。演劇部のあるアトリエに。学内の端の端にポツンと立っているプレハブ小屋のようなアトリエに。
「すみません！どうしたら人が振り向く、そして人の心を動かす伝え方が出来ますか？」
ポツンと立っている一人の男にそう聞くと、こう返ってきた。
「えっ、なんですか？もう一回言ってください。」
やっぱり私の声は届かない。ここでもやっぱり届かない。

言葉の届け方を知りたい学生社会運動のメンバーと言葉の届け方を知らない演劇部員が会話のメカニズムについて熱い討論を繰り広げる。

そしてそこにOBのあの男がやってきて……
「火力発電？温室効果ガスはいいんですか？」
「ソーラーパネル？寿命が来た際の廃棄問題は？日本の古き良き自然の外観は？守らなくていいんですか？」
「ん？ん？いいんですか？そういうのはいんですか？？」

●劇中曲『右往左往』
作詞•作曲:AnmituTea Records

●キャスト
村上弦
河村凌
板場充樹
(以上、猿博打)

●公演スケジュール
20日(木•祝) 19:00
21日(金) ◆14:00/◆19:30
22日(土) 13:00/18:00
23日(日) 13:00/17:00
全7ステージ

【平日割】
◆の2ステージはお安くご観劇いただけます。
※上演時間は約90分
※受付開始開場は開演の30分前を予定しております。
※ご入場はご来場順
※全席自由席

●チケット料金
【当日精算】
一般:3800円
平日割:3300円
※21日(金)2ステージのみ
U-22:2800円(要年齢確認)
※ご予約開始時点(2025年1月12日)で22歳以下の方が対象

【特典付き】応援チケット:10000円
《特典内容》
1.Erinaさんが描いた猿博打3人のイラスト(フライヤー裏面)Tシャツ
2.『右往左往』通し動画URL(稽古場ver.)
※応援チケットご予約期限:2025年2月28日(金)23:59

●猿博打洋服割
猿博打洋服でご来場のお客様（Tシャツ/ロンT/ジャケット/スウェット）
受付にてチケット代【300円引き】でご観劇いただけます。
各種チケット/割引と併用可。

●配信
配信ダウンロード購入
販売開始日:2025年3月1日(土)
動画配信日:2025年3月30日(日)以降
料金:¥2500
猿博打BASEからご購入していただき、ご入金が確認されましたら、動画配信日以降にダウンロードURLをお送りいたします。
ダウンロードしていただければ、視聴期限なくご視聴いただけます。

●スタッフ
脚本:池内風
演出:村上弦
舞台監督:水澤桃花
照明:緒方稔記
音響:北村萌
美術アドバイザー:いとうすずらん
当日運営:宮野風紗音
宣伝美術:村上弦
劇中曲:AnmituTea Records
ロゴタイトル/裏面イラスト:Erina

お問い合わせ:猿博打
sarubakuchi@gmail.com