写真展『ロバート・キャパ 戦争』が3月15日(土)から5月11日(日)まで東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催される。
報道写真家として1930年代から死去までの20年あまりの間、世界各地の戦場を駆け巡り、臨場感あふれる作品を数多く残したロバート・キャパ(Robert Capa)。「カメラの詩人」と言われ、人間を取り捲く状況を少しでもよいものにしようという信念と情熱を持って、スペイン内戦や日中戦争、第二次世界大戦などの数多くの戦闘現場で命がけの取材を行った。写真の持つ衝撃力を見分けながら、戦争の苦しみを人間としてのやさしさ、ユーモアをもってとらえた作品は、後世の人々にも強いメッセージを投げかけている。
同展では、東京富士美術館が所蔵する約1000点のコレクション・プリントから、戦争に焦点を当てた作品約140点を厳選して紹介。スペイン内戦で撮影された『崩れ落ちる兵士』や、ノルマンディー上陸作戦の様子を切り取った『D デー』など報道写真の歴史に残る傑作や、第一次インドシナ戦争の取材時に地雷に触れて死去する直前に写された作品などが時系列に沿った構成で展示される。



『ロバート・キャパ 戦争』
会場:東京都写真美術館 地下1階展示室
会期:2025年3月15日(土)~5月11日(日)
休館日:毎週月曜日(ただし5月5日(月)は開館、5月7日(水)は休館)
開館時間:10時~18時(木・金曜日は20時まで。入館は閉館の30分前まで)
料金:一般 1200(960)円/学生・65歳以上1000(800)円/高校生800(640)円
※( )は有料入場者20名以上の団体、当館映画鑑賞券提示者、TOPMUSEUM PASSPORT 2024提示者、各種カード会員割引料金
※各種割引の詳細はご利用案内をご参照ください。/中学生以下、および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料/第3水曜日は65歳以上無料
※各種割引の併用はできません。
主催:クレヴィス
共催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
協力:東京富士美術館