5月2日(金)に日米同時公開されるマーベル映画『サンダーボルツ』(原題:Thunderbolts)の本予告と最新ポスターが解禁された。
『マーベル』シリーズのヴィランたちの中でも、「超クセ者」の6人がチーム「サンダーボルツ*」として集結し、新たな戦いに挑んでいく同作。チームのメンバーには、2021年公開の映画『ブラック・ウィドウ』から、かつてロシアのスパイ組織で洗脳を受け、高い戦闘能力を誇る暗殺者だった「エレーナ」と、ブラック・ウィドウ(ナターシャ)とエレーナの父で、キャプテン・アメリカを宿敵としてライバル視していたスーパーソルジャーの「レッド・ガーディアン/アレクセイ」、驚異の身体能力とコピー能力を持ち、アベンジャーズ達の技も使いこなす暗殺者としてナターシャやアレクセイらに立ちはだかった「タスクマスター/アントニア・ドレイコフ」の3名が参加。
『キャプテン・アメリカ』シリーズおよびドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』からは、キャプテン・アメリカの幼馴染で、かつて悪の組織による洗脳 / 肉体改造が施され、暗殺者としてキャプテン・アメリカに立ちはだかった「ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ」と、陸軍での活躍を買われて2代目キャプテン・アメリカに任命されるも任務中に失態をおかし、その肩書と権限を剥奪された「USエージェント/ジョン・ウォーカー」が名を連ねる。さらに、『アントマン&ワスプ』からは、身体を自在に消し、あらゆる物体をすり抜ける「幽霊」のような能力と驚異の破壊力を持つ「ゴースト/エイヴァ」が加わっている。
本予告ではエレーナ、ジョン・ウォーカー、レッド・ガーディアン、ゴーストという全員が過去に悪事を犯したことのある「ならず者」たちが、ニューヨークの街に突如として現れ市民を消し去っていく大きな黒い影からアメリカ国民を守る任務を与えられるシーンから始まる。ヒーローではない彼らは、誰も空を飛べず、戦闘手段は肉弾戦のみ。好戦的な性格の彼らはチームを組むも、エレーナは突如ジョンに銃を連射し、さらに悪役のようにビルを爆破し、敵を拘束して拷問を始めてしまうなど、ヒーローとは程遠い姿が映し出される。そんな彼らの前に現れたのは、「偉大な救世主になれるとでも? 自分すら守れないのに」と言いながら、バッキーの義手でさえも簡単に破壊し、吹き飛ばしてしまうほどの強さを持つ謎のヴィラン。最強の敵を前になす術もなく、ヒーローにしか世界は救えないのかと諦めかけたその時、過去に囚われ生きてきた「ならず者」たちがチーム「サンダーボルツ」として、過去の過ちと向き合い立ち上がる。
『サンダーボルツ*』

2025年5月2日(金)日米同時公開
監督:ジェイク・シュライアー(『ペーパータウン』)
キャスト:フローレンス・ピュー、デヴィッド・ハーバー、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセル、オルガ・キュリレンコ、ハナ・ジョン=カーメン、ジュリア・ルイス=ドレイファス
原題:Thunderbolts*
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