映画『Emilia Perez(原題)』が3月28日(金)に全国公開されることが決定した。
同作は、フランスの名匠ジャック・オーディアールが監督 / 脚本を務めたクライムミュージカル。女性として新たな人生を歩むことを決意する麻薬カルテルのボス・マタニスとその計画を助けた弁護士のリタは、数年後に思わぬ再会を果たし、彼女たちの人生は再び動き出す。
12月9日(月)までに世界各地で40の映画賞を受賞している同作。第77回カンヌ国際映画祭では、メインキャラクターを演じたゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメス、アドリアーナ・パスの4人が、女優賞を揃って受賞した。特にカルラ・ソフィア・ガスコンは、カンヌ国際映画祭においてトランスジェンダーの俳優として初の女優賞を受賞。さらに審査員賞、サウンドトラック賞も同作に与えられた。
そして日本時間12月9日(月)に発表された第82回ゴールデングローブ賞のノミネートにおいて、同作は最多となる8部門10ノミネートを果たした。ミュージカル / コメディ部門の作品賞や主演女優賞、監督賞、脚本賞、作曲賞、非英語作品賞のほか、助演女優賞にゾーイ・サルダナとセレーナ・ゴメスの2名、主題歌賞に”El Mal”と”Mi Camino”の2曲がノミネートされている。
『Emilia Perez(原題)』
【STORY】
弁護士リタは、麻薬カルテルのボス、マニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。リタの完璧な計画により、マニタスは姿を消すことに成功。数年後、イギリスで新たな人生を歩むリタの前に現れたのは、新しい存在として生きるエミリア・ペレスだった。過去と現在、罪と救済、愛と憎しみを絡め、彼女たちの人生が再び動き出す――。
監督・脚本:ジャック・オーディアール『君と歩く世界』『ゴールデン・リバー』『パリ13区』
出演:ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメス、アドリアーナ・パス
配給:ギャガ
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2025年3月28日(金)新宿ピカデリーほかにて全国公開