2024年度「新藤兼人賞」の最終選考監督12名が決定した。
日本映画製作者協会に所属する現役プロデューサーたちが、デビュー3作品目以内の劇場用実写長編映画から、将来性のある新人監督を選出する同賞。1996年度の第1回で金賞を受賞した是枝裕和をはじめ、歴代受賞者のその後の活躍から、新人監督の登竜門として高く評価されている。29回目を迎える今回は、2023年12月から2024年11月までに公開された215作品が対象となった。最終選考に進んだ監督 / 作品は以下の通り。
≪監督と作品≫ ※劇場公開順
(監督) 竹岡寛俊 『アダミアニ 祈りの谷』
(監督) マヒトゥ・ザ・ピーポー 『i ai』
(監督) 蘇 鈺淳 『走れない人の走り方』
(監督) 木寺一孝 『正義の行方』
(監督) 松本佳樹 『地球(エイリ)星人(アン)は空想する』
(監督) 飯島将史 『プロミスト・ランド』
(監督) 安田淳一 『侍タイムスリッパー』
(監督) 山城達郎 『心平、』
(監督) 山中瑶子 『ナミビアの砂漠』
(監督) 奥山大史 『ぼくのお日さま』
(監督) 道本咲希 『ほなまた明日』
(監督) 空音央 『HAPPYEND』
金賞 / 銀賞の受賞者は11月26日(火)に発表され、正賞として故・新藤兼人デザインのオリジナルトロフィー、副賞として賞金などが贈呈される。また、授賞式は12月6日(金)正午から東京・千代田区の如水会館スターホールにて開催の予定となっている。