妖精大図鑑の舞台『魔女の一撃』が9月22日(日)と23日(月・祝)に、東京・神楽坂セッションハウスで上演される。
妖精大図鑑は、永野百合子、飯塚うなぎ、鈴木はじめによる3人組創作ユニット。ダンスシーンとセリフシーン、映像や歌、人形劇などの様々なシーンの連なりによって構成される作品を創作し、独自の世界を展開している。
同公演は、ドイツ語でぎっくり腰を意味する「魔女の一撃」から着想を得ており、ぎっくり腰と魔女を巡った不思議なおとぎ話が展開される。脚本は飯塚、演出と振付は永野が務め、出演者には飯塚と永野のほか、安部萌、神保治暉(エリア51)、中村亮太、平山犬が名を連ねている。
【妖精大図鑑のコメント】
人間の皆様こんにちは。妖精大図鑑です。
突然ですが、皆様はぎっくり腰になったことはありますか?立っていても座っていても寝ていても痛く、何も出来ないあの時間。だけど命に別状があるわけではないし、ぎっくりなんていう平仮名の緊張感のなさ。当人はすごく切実なのに、周りからは大変だね〜くらいの反応をされるのがぎっくり腰です。あれをドイツでは「魔女の一撃」と言うのだとか。なるほど確かに、あの突然さ、理不尽さ、そして痛みを体験したら、「魔女にやられたに違いない」と思うかも。そんなわけで、このお話はぎっくり腰と魔女と、そしてお話のお話です。話の腰が折れたって言うでしょう?きっとお話もぎっくり腰になるのです。腰痛を巡るおとぎ話を用意して、劇場にてお待ちしております。