12月13日(金)に公開される映画『はたらく細胞』の新たな出演者が発表された。
清水茜の同名漫画と原田重光、初嘉屋一生、清水が手掛けたスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』の2作品を原作とし、シリーズ史上初となる「人間の世界」も含めて実写映像で描く同作。体の作りが異なる高校生・漆崎日胡(うるしざきにこ)と父親・茂の体内世界でそれぞれはたらく細胞たちと、親子を取り巻く人間ドラマとなっている。監督は『テルマエ・ロマエ』シリーズや『翔んで埼玉』シリーズを手がけた武内英樹。これまでに赤血球役を永野芽郁、白血球役を佐藤健、まじめな性格で健康的な生活習慣の高校生・日胡役を芦田愛菜、不規則不摂生に日々を過ごす父親・茂役を阿部サダヲが演じることが発表されていた。
7月31日(水)に、第3弾キャストが発表。ヘルパーT細胞の命令によって出動する体育会系武闘派・キラーT細胞役を山本耕史、全身をパトロールし、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)役を仲里依紗が務める。また、常に優しい笑顔を絶やさない幼い赤血球たちの「育成係」の顔をもちながら、細菌などの異物を捕らえて殺すなど、さまざまな顔を持つマクロファージ役を松本若菜が演じる。他の細胞よりもサイズが小さく、血管が損傷した時に大勢の仲間たちとともに力をあわせて集合し、傷口をふさいで止血する血小板たちのリーダー的役割を担う血小板役をモデルのマイカ・ピュが担うことも発表された。情報解禁に際し、第3弾キャスト4名からのコメントが公開された。
◆山本耕史(キラーT細胞役)
キラーT細胞を演じているというよりは、一人の戦士を演じているつもりではいるんですが、関係性が面白いですよね。NK細胞は単体で動き回る。キラーT細胞は指令が出ないと出動できない。白血球、赤血球はこういう働きをしているとか・・・血小板しかり、それぞれの役割があるから面白いですよね。
今回の役は体を鍛える感じのキャラクターで、僕も鍛えるのが好きだから、ありがたいなと思いました。白血球役のオファーが来ていたらもっと細くしなきゃいけないじゃないですか。だからキラーT細胞で納得しました。
武内監督とは久しぶりではあるんですけど、すごく安心感がありました。武内監督は自分の要求がはっきりしているので、それは嬉しかったですね。『もうちょっとこうして!』と投げかけてくれるから、ちゃんと武内監督のものになるんだろうなというのがすごく伝わります。
錚々たるメンバーの中に自分も混ぜていただいて本当に光栄です。あそこのシーンはどうなっているんだろうっていう興味がすごいある作品!本当に出来上がりが楽しみですね。◆仲里依紗(NK細胞役)
初めての「細胞役」をどう演じていけるのか、という未知にとてもワクワクしていました。
今作は体の中で起こっている細胞同士の反応をアクションとして表現しているのですが、ここまで激しいアクションシーンに参加することも、私の体史上、初めての経験でした。次々と襲いかかってくる筋肉痛に体も悲鳴をあげていましたが、「私の中の細胞も頑張っているんだ!」と私と私の細胞を私が励ましながら撮影に臨みました(笑)
共演者、スタッフ、そしてアクションシーンを指導して下さった皆様のお力添えもあり、とてもカッコイイ<実写版NK細胞>を演じることができたのではと思っております。
子どもから大人まで、楽しく、ときには感動しながら、細胞のはたらきを学べる作品になっていますので、公開を楽しみにお待ち下さい。◆松本若菜(マクロファージ)
マクロファージさんは見た目はとても柔らかいですが、闘うとなったらパっと切り替える。頼もしい部分もあれば、優しい部分もあるし、クールな一面もあり、とても魅力的だと思いました。私の姪っ子も原作を読んでいて、マクロファージさんはかわいいから好きと言っていましたが、巨大な鉈で戦うシーンでは、殺陣チームの皆さんがその鉈の重さを利用して作ってくださったカッコいいシーンもありますので、是非注目して頂きたいです。撮影中は、身体の中でリアルなマクロファージさんも戦っているんだと考えながら楽しく演じさせていただきました。
自分の体の中を知れるよいきっかけにもなりましたし、今までにないスケールで、年齢問わずどの世代の方でも楽しめる作品となっていますので、ご覧いただけましたら幸いです。◆マイカ・ピュ(血小板)
血小板役を演じる事ができてとても嬉しかったです。役の募集の前から、「はたらく細胞」の漫画を読んでいて、スピンオフ作品の「はたらく血小板ちゃん」も大好きでした。明るくてみんなのまとめ役なところを演じるのが楽しかったですし、いろんなウイルスのことがわかって勉強になりました。撮影の待ち時間はみんなで遊んだりしてチームワークを大切にしました。是非映画館で楽しんでいただきたいです。
■タイトル:『はたらく細胞』
■公開日:12月13日(金)
■出演者:永野芽郁 佐藤健
芦田愛菜 山本耕史 仲里依紗 松本若菜 マイカ・ピュ / 阿部サダヲ
■原作:清水茜「はたらく細胞」(講談社「月刊少年シリウス」所載)
原田重光・初嘉屋一生・清水茜『はたらく細胞BLACK』(講談社「モーニング」所載)
■監督:武内英樹
■脚本:徳永友一
■音楽:Face 2 fAKE
■製作:映画「はたらく細胞」製作委員会
■制作プロダクション:ツインズジャパン
■クレジット:©清水茜/講談社 ©原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■公式サイト: saibou-movie.com ■公式X: @saibou_movie #映画はたらく細胞