クレイロの3rdアルバムがリリース決定、アメリカ・インディーポップの新アイコン

アメリカ生まれのシンガーソングライター / マルチプレイヤー  / プロデューサー、クレイロ（Clairo）の3rdアルバム『Charm』が7月12日（金）にリリースされる。

3年ぶりとなるアルバムには、5月24日（金）に配信された”Sexy To Someone”を含む11曲を収録。同作はクレイロと、インディペンデントレーベル「Big Crown Records」を主宰し、ノラ・ジョーンズらのプロデュースも手がけるレオン・ミッチェルズ（Leon Michels）が共同でプロデュースを務めた。1970年代のジャズ、サイケデリックフォークとソウルのグルーヴにインスパイアされ、ハリー・ニルソン（Harry Nilsson）やブロッサム・ディアリー（Blossom Dearie）らの壮大で洗練された音楽に魅了されたクレイロが、デジタル時代の陳腐化した音にならないように注意を払いながらレコーディングに取り組んだ作品となっている。

また、アルバムはホルン、木管楽器、ヴィンテージシンセサイザーなども用いられたライブ演奏をテープへトラックダウンする形で制作。演奏はニューヨーク・クイーンズのDiamond Mine RecordingとAllaire Studiosで行われ、レオン・ミッチェルズによりアナログな手法にこだわった形で作業が進められた。

2018年にデュア・リパ（Dua Lipa）北米ツアーのオープニングアクトを務めるなど、アメリカのインディーポップを担うミュージシャンとして注目されるクレイロにとって、同作は初の日本国内盤がリリースされるアルバムとなる。なお、日本国内盤はSHM-CD仕様で、歌詞対訳付きが予定されている。