5月10日(金)より全国公開されるホラー映画『胸騒ぎ』(英題:Speak No Evil)の本編映像が解禁された。
『胸騒ぎ』は、北欧デンマーク出身の映画監督、クリスチャン・タフドルップによるホラー映画。脚本は監督の実体験から着想を得て、弟のマッズ・タフドルップとともに構築されたもので、「(人間の)冷酷でダークな部分を掘り下げてみたいと考えていました。だからこそ、弟と“デンマーク史上、最も不穏な映画を生み出す”というテーマを掲げて本作の製作に挑んだ」と語っている。本国デンマークのアカデミー賞にあたる『ロバート賞』では11部門にノミネート。さらに、スペイン『モリンス・デ・レイ・ホラー映画祭』で最優秀映画賞、韓国『富川国際ファンタスティック映画祭』で最優秀監督賞を受賞した。
劇中で描かれるのは、ある善良な家族が過ごす悪夢のような週末。デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスは、イタリアで休暇中に意気投合したオランダ人夫婦の自宅へ招待される。人里離れた彼らの家を訪ねたビャアンたちは、再会を喜んだが、その喜びもつかの間、彼らの間に妙な雰囲気が流れはじめる。
キャストには、モルテン・ブリアン、スィセル・スィーム・コク、フェジャ・ファン・フエット、カリーナ・スムルダースが名を連ねている。
解禁された本編映像は、主人公ビャアンらデンマーク人一家とパトリックらオランダ人一家が食事をするシーン。和気あいあいとしたランチタイムかと思いきや、徐々に色濃くなる違和感に、不穏な空気が漂い始める様子が収められている。
なお同作は、『M3GAN/ミーガン』『ブラック・フォン』『透明人間』などのホラー映画を製作したブラムハウス・プロダクションズによるリメイク版の製作も決定している。
映画『胸騒ぎ』
5月10日(金) 新宿シネマカリテほか全国公開
監督:クリスチャン・タフドルップ
脚本:クリスチャン・タフドルップ、マッズ・タフドルップ
出演:モルテン・ブリアン、スィセル・スィーム・コク、フェジャ・ファン・フェット、カリーナ・スムルダース
2022年/デンマーク・オランダ/ カラー/2.39:1/5.1ch/97分/
英語・デンマーク語・オランダ語/英題: Speak No Evil 原題:GÆSTERNE/PG-12
配給:シンカ 宣伝:SUNDAE 宣伝協力:OSOREZONE 提供:SUNDAE、シンカ
© 2021 Profile Pictures & OAK Motion Pictures
<STORY>
イタリアでの休暇中、デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスは、オランダ人夫婦のパトリックとカリン、その息子のアーベルと出会い意気投合する。
後日、パトリック夫婦からの招待状を受け取ったビャアンは、家族を連れて人里離れた彼らの家を訪ねる。再会を喜んだのも束の間、会話のなかで些細な誤解や違和感が生まれていき、それは段々と広がっていく。彼らの「おもてなし」に居心地の悪さと恐怖を覚えるビャアンとルイーセは、週末が終わるまでの辛抱だと自分たちに言い聞かせるが――。