映画『Have You Got It Yet? The Story of Syd Barrett and Pink Floyd(原題)』が、『シド・バレット 独りぼっちの狂気』の邦題で5月17日(金)から日本公開されることが決定した。
1964年に結成し、プログレッシヴロックの先駆者で今なお大きな影響力を誇るバンドPink Floydの命名者であり、初期の中心人物として活躍したシド・バレットのドキュメンタリーである同作。ストレスとドラッグに苛まれて5年余りでバンドを去り、以降の人生も謎に満ちたまま2006年に死去したバレットの人生に、バンドメンバーや実妹・ローズマリーをはじめ、Blurのグレアム・コクソンやThe Whoのピート・タウンゼントなど数十名に及ぶ「証言」と記録映像で迫った内容となっている。
監督と聞き手をつとめたのは、Pink Floydのアルバム『狂気(The Dark Side of the Moon)』のデザインなどを手がけ、2013年に亡くなったグラフィックデザイナーのストーム・トーガソン。バレットの旧友としても知られていたトーガソンの死後、映像作家のロディ・ボグワナが意思を引き継いで映画を完成させた。
情報解禁に際し、メインビジュアルと予告編も併せて公開。予告編にはインタビュー音声とシド・バレットのパフォーマンスシーン、ピーター・バラカンのコメントなどが収められている。
シドはイギリスのサイケデリック期を築いた張本人の一人。
ピンク・フロイドを離れた後は多くの憶測の中に隠された人物でしたが、フロイドのメンバーをはじめ、関係者、友人、恋人たちが詳細を語るこの映画でようやく実像が浮かび上がってきます。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
『シド・バレット 独りぼっちの狂気』
■コピーライト:
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©Syd Barrett Music Ltd
©Aubrey Powell_Hipgnosis
監督:ロディ・ボグワナ、ストーム・トーガソン
出演:ロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモア、ニック・メイスン、ピート・タウンゼント、グレアム・コクソン、ミック・ロック、ダギー・フィールズ、ノエル・フィールディング、トム・ストッパード、アンドリュー・ヴァンウィンガーデン
2023年/イギリス/94分/16:9/原題:Have You Got It Yet? The Story of Syd Barrett and Pink Floyd
配給:カルチャヴィル
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