映画『東京カウボーイ』(原題:TOKYO COWBOY)が6月7日(金)に日本公開されることが決定した。
俳優・井浦新のアメリカ映画デビューとなる同作。「ビッグ・スカイ・カントリー」と呼ばれるアメリカ・モンタナ州を舞台に、牧場の経営を立て直すためにやってきた上昇志向の強い日本人ビジネスマンのヒデキがカウボーイ文化に触れて変わっていく様子を描いた内容となっている。
監督を務めたのは、同作が初の長編映画となるマーク・マリオット。1989年公開の『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』に海外現場で参加した経験と、モンタナの牧場で研修する日本人会社員について書かれた記事が同作を企画したヒントとなった。脚本はデイヴ・ボイルと藤谷文子の共作であり、藤谷は井浦演じるヒデキの上司 / 恋人・ケイコ役で作中に出演。また、その他出演者には、國村隼、ゴヤ・ロブレス、ロビン・ワイガートらが名を連ねている。
日本公開決定に際し、井浦からのコメントが公開されている。
「あなたの出演している映画を観てきて、一緒に仕事がしたいとずっと想っていた」。
井浦新 コメント
世界中がまだCOVID-19の不安の中にあった頃、オンラインで初めてマーク・マリオット監督と話した時にいただいた言葉。
具体的に自分の芝居の特徴や感じたことなど、言葉でたくさん伝えてくれた。
作品への取り組み方や役へのアプローチの仕方、俳優としてどのような道を歩んできたのかなどにも興味を持ってくれていて語らい合った。
マーク監督始めプロデューサーのブリガム・テイラーと脚本チームの藤谷文子さんとデイヴ・ボイル。
そこにいるマーク組の皆さんはちゃんと観てくれていて、必要としてくれているのを感じました。とても嬉しかった。
その想いに応えたい!一緒に映画づくりがしたい!ここから私の『東京カウボーイ』が始まりました。
アメリカのモンタナ州の壮大な大自然の中と東京の街とで撮影されたハートウォーミングなこの映画が、皆さんの心に優しく響き、楽しんでいただけたら幸いです。
『東京カウボーイ』は3月10日(日)に『第19回大阪アジアン映画祭』にてクロージング上映され、3月11日(月)には舞台挨拶つきの特別先行上映会が東京・恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMAで開催。イベントには井浦と藤谷、監督のマーク・エリオットが登壇する。
『東京カウボーイ』 舞台挨拶付き 特別先行上映会
日時:3月11日(月) 19:00の回(上映前舞台挨拶予定)
舞台挨拶ゲスト(予定):井浦新、藤谷文子、マーク・マリオット(監督)
会場:YEBISU GARDEN CINEMA(渋谷区恵比寿4-20-2 恵比寿ガーデンプレイス内)
チケット料金:2,000円均一
チケット発売:3月4日(月)より劇場窓口やオンラインにて販売開始
詳しくは「YEBISU GARDEN CINEMA」HPにてhttps://www.unitedcinemas.jp/ygc/
映画『東京カウボーイ』
出演:井浦新、ゴヤ・ロブレス、藤谷文子、ロビン・ワイガート、國村隼
監督:マーク・マリオット / 脚本:デイヴ・ボイル、藤谷文子 / プロデューサー:ブリガム・テイラー
2023/アメリカ/英語、日本語/2.35:1/5.1ch/118分/原題:TOKYO COWBOY