企画展『内藤礼 生まれておいで 生きておいで』が、6月25日(火)から9月23日(月・祝)まで東京・上野の東京国立博物館で開催される。
内藤礼は広島県出身の美術家。光、空気、水、重力といった自然がもたらす事象を通して「地上の生の光景」を見出す空間作品を発表し、『地上にひとつの場所を』や『母型』など、さまざまな規模のインスタレーションで知られる。2019年には第69回『芸術選奨文部科学大臣賞(美術部門)』を受賞した。
同展では、およそ12万件を有する東京国立博物館(東博)の収蔵品の中から、内藤が縄文時代の土製品を選出。同時に、東博の建築や150年あまりの歴史を内藤独自の視点で読み解くことによって、新たな空間作品が制作される。また、会場のひとつとなる本館特別5室では、内藤の作家性の希求から、長年閉ざされていた大開口の鎧戸が開放され、展示室のカーペットと仮設壁が取り払われる。訪れる日の天気や時間帯により変化する自然光と「裸の空間」の鑑賞が可能となっている。
さらに、共同企画を行ったエルメス財団との連携企画を実施。9月7日(土)から2025年1月13日(月・祝)まで東博と同名の企画展『内藤礼 生まれておいで 生きておいで』が東京・銀座メゾンエルメス フォーラムで開催され、連作の絵画と立体作品で2会場をつなぐ展示が行われる。









『内藤礼 生まれておいで 生きておいで』
会期:2024年6月25日(火)~ 9月23日(月・休)
会場:東京国立博物館 平成館企画展示室、本館特別5室、本館1階ラウンジ
主催:東京国立博物館
特別協力:エルメス財団
協力:タカ・イシイギャラリー
開館時間 : 午前9時30分~午後5時 ※入館は閉館の30分前まで
休館日 : 月曜日(ただし、7月15日、8月12日、9月16日・23日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)
観覧料 < 税込>: 一般 1,500円(1,400円)、大学生 1,000円(800円)
※本展チケットで総合文化展もご覧いただけます。
※( )内は前売料金
※前売券は4月11日(木)~6月24日(月)まで、オンラインチケット等で販売。詳細は、確定し次第、本展ウェブサイト等でお知らせします。
※高校生以下、障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に学生証、障がい者手帳等をご提示ください。
※東京国立博物館キャンパスメンバーズ会員の学生の方は、当日券を500円(500円割引)でお求めいただけます。正門チケット売場(窓口)にて、キャンパスメンバーズ会員の学生であることを申し出、学生証をご提示ください。
お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル)
※混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
※荒天の場合、一部会場が閉場となる場合があります。
※会期中の展示替えはございません。
※詳細は、本展ウェブサイトでご確認ください。
本展ウェブサイト:https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2637
SNS: X(旧 Twitter) @TNM_PR | Facebook TokyoNationalMuseum | Instagram tnm_pr
連携企画: 本展はエルメス財団と共同で企画されました。展覧会は以下の同作家個展へと続き、再び当館へと続く構成となっています。
「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」
2024年9月7日(土)~2025年1月13日(月・祝)銀座メゾンエルメス フォーラム