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『モービウス』(2022)
「ヴィラン」と「天才医師」という2つの顔を持つダークヒーローの悲哀を描く『モービウス』。天才的な頭脳を持つ医師マイケル・モービウス(ジャレッド・レト)は、幼い頃から患っていた血液の難病を治すため、コウモリの血清を自ら投与するという危険な治療法を試してしまう。彼の身体は驚くべき変化を遂げ、超人的な筋力とスピード、飛行能力や周囲の状況を瞬時に感知するレーダー能力まで手にするが、代償として抑えきれない血への渇望に苦しむこととなる。人間としての自我を保とうとするモービウスだが、身体にはさらなる変異が起こり始める。
同作でも、スパイダーマンの世界でおなじみの巨大軍需企業オズコープ社のビルやデイリー・ビューグル紙が登場。さらには『スパイダーマン:ホームカミング』のヴィランであるヴァルチャー(マイケル・キートン)もなぜかこの世界線に登場しており、大きな話題になった。