『第24回 東京フィルメックス』が、11月19日(日)から26日(日)まで東京・千代田区の有楽町朝日ホールとヒューマントラストシネマ有楽町で開催される。
同イベントは、アジアを中心に世界から新進気鋭の監督たちの作品を集めた国際映画祭。今年は「東京フィルメックス・コンペティション」で8作品、「特別招待作品」で8作品、「メイド・イン・ジャパン」で4作品を上映。「特別招待作品」ではコンペティションの審査員も務めるワン・ビン監督の『黒衣人』や『青春』が上映されるほか、濱口竜介監督『GIFT』上映とともに石橋英子がライブパフォーマンスをする特別上演も行われる。
また映画祭の開幕に先立って、アジアの注目の新鋭監督の作品を特集するプレイベント『Filmmakers’ Homecoming』が、ヒューマントラストシネマ渋谷で11月13日(月)まで開催中。『東京フィルメックス』と同時期に行われているアジアの映画人材育成プロジェクト「タレンツ・トーキョー」修了生の12作品が上映されている。
映画祭およびプレイベントのチケットはlivepocketや各劇場の窓口および公式サイトで一般発売中。
上映作品
TOKYO FILMeX 2023 ( Nov. 19 – 26 )
東京フィルメックス・コンペティション
「クリティカル・ゾーン」監督:アリ・アフマザデ(Ali AHMADZADEH)
「タイガー・ストライプス」監督:アマンダ・ネル・ユー(Amanda Nell EU)
「黄色い繭の殻の中」監督:ファム・ティエン・アン(PHAM Thien An)
「冬眠さえできれば」監督:ゾルジャルガル・プレブダシ(Zoljargal PUREVDASH)
「雪雲」監督:ウー・ラン(WU Lang)
「川辺の過ち」監督:ウェイ・シュージュン(WEI Shujun)
「ミマン」監督:キム・テヤン(KIM Taeyang)
「熱のあとに」監督:山本英(YAMAMOTO Akira)
特別招待作品
「About Dry Grasses(英題)」監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン(Nuri Bilge CEYLAN)
「命は安く、トイレットペーパーは高い」監督:ウェイン・ワン(Wayne WANG)
「黒衣人」監督:ワン・ビン(WANG Bing)
「火の娘たち」監督:ペドロ・コスタ(Pedro COSTA)
「短片故事」 監督:ウー・ラン(WU Lang)
「水の中で」監督:ホン・サンス(HONG Sang-soo )
「GIFT」監督:濱口竜介(HAMAGUCHI Ryusuke ) 音楽・演奏:石橋英子(ISHIBASHI Eiko)
「青春」 監督:ワン・ビン(WANG Bing)
メイド・イン・ジャパン
「Last Shadow at First Light(英題)」監督:ニコール・ミドリ・ウッドフォード(Nicole Midori WOODFORD)
「お引越し」4Kデジタルリマスター版 監督:相米慎二(SOMAI Shinji)
「広島を上演する」監督:三間旭浩(MIMA Akihiro)、山田 咲(YAMADA Saki)、草野なつか(KUSANO Natsuka)、 遠藤幹大(ENDO Mikihiro)
「うってつけの日」監督:岩﨑敢志( IWASAKI Kanshi)
Filmmakers’ Homecoming
「アーノルドは模範生」監督:ソラヨス・プラパパン(Sorayos PRAPAPAN)
「カム・ヒア」監督:アノーチャ・スウィチャーゴーンポン(Anocha SUWICHAKORNPONG)
「暗くなるまでには」監督:アノーチャ・スウィチャーゴーンポン(Anocha SUWICHAKORNPONG
「昨夜、あなたが微笑んでいた」監督:ニアン・カヴィッチ(NEANG Kavich)
「ホワイト・ビルディング」監督:ニアン・カヴィッチ(NEANG Kavich)
「墓場にて唄う」監督:ブラッドリー・リュウ(Bradley LIEW)
「アスワン」監督:アリックス・アイン・アルンパク(Alyx Ayn ARUMPAC)
「トランジット」監督:ハンナ・エスピア(Hannah ESPIA)
「見えるもの、見えざるもの」監督:カミラ・アンディニ(Kamila ANDINI)
「熱帯雨」監督:アンソニー・チェン(Anthony CHEN)
「チャンケ:よそ者」監督:チャン・チーウェイ(CHANG Chih-wei)
「レオノールの脳内ヒプナゴジア」監督:マルティカ・ラミレス・エスコバル(Martika Ramirez ESCOBAR)
関連企画:ジョアン・セーザル・モンテイロ監督特集
日時:11月17日(金)~11月18日(土)
会場:アテネ・フランセ文化センター
「黄色い家の記憶」
「ラスト・ダイビング」
「神の結婚」