お笑いコンビ「Aマッソ」の加納愛子の中編小説『かわいないで』が、11月7日(火)に刊行される『文學界』(文藝春秋)12月号に掲載される。
加納は2020年にエッセイ集『イルカも泳ぐわい。』(筑摩書房)、2022年に小説集『これはちゃうか』(河出書房新社)を発売してきており、11月16日(木)にはエッセイ集『行儀は悪いが天気は良い』(新潮社)が刊行される。
加納の作品が『文學界』に掲載されるのは今回で3回目となり、これまで短編小説『ステンドグラス』、中編小説『黄色いか黄色くないか』を発表している。『かわいないで』はクラスメイトや家族、アルバイト先など、それぞれの場所で人間関係と発言に思いをめぐらす女子高校生・千尋を主人公とした青春小説となっている。
【加納愛子のコメント】
今の、そしてかつての高校生に。あの時、かわいい、って何やったんやろう。