東京・池尻大橋の大橋会館が、8月18日(金)に全館開業となる。
大橋会館は、東急が池尻大橋エリアで活躍するクリエイターとともに大規模リノベーションを手がけている複合施設で、全体ディレクションを301が担当。2〜3階のシェアオフィスは6月30日(金)より入居開始、4~5階のホテルレジデンスおよびサウナは7月19日(水)に開業していたが、8月18日(金)に1階の飲食店『Massif(マッシーフ)』とストア&スペース『CEKAI 大橋会館』が開業する。
『Massif』は日本橋のカフェベーカリーParkletなどを手がけるTerrainによるカフェ / ワインバー / レストラン。朝はOverview Coffee監修のペイストリーを提供し、昼から夜はロンドン出身ソムリエのケイリン・マグレガーとカリフォルニア出身シェフのコールマン・グリフィンが手がける。
『CEKAI 大橋会館』は、クリエイティブアソシエーションCEKAIが手がける多目的空間。オリジナルプロダクト、飲料、大橋会館関連グッズの販売を行うストアと、作品展示やイベントを行うスペースの2つの機能を持つ。
開業に合わせ、新たな取り組みを実施することも発表された。4〜5階のホテルレジデンスでは、各ジャンルで活躍する4名のクリエイターが一定期間滞在し、自ら部屋をデザインしたクリエイタールームをAirbnb Japanとのコラボレーションによって宿泊施設として提供。2〜5階の各施設では、Sayuri Nishikubo、Akari Uragami、Asuka Watanabeによる作品が展示される。
1階では、9月3日(日)まで企画展『CEKAI DESIGN FIGHTERS』が行われ、10名のデザイナーによる大橋会館オリジナルTシャツの展示および販売を実施。中目黒のネパールレストランADIが製作したナイトウェア、三軒茶屋のレコードショップKankyō Recordsによるカセットテープやインセンスの販売も行われる。