INDEX
特徴的な歌声を自分らしさと捉えられるように
タカノ:お手紙の「悩み込んでしまうかもしれないが、もう無理だと思うのならば息抜きに徹してほしい」という箇所も気になっていて。具体的にどういったことで悩んでいらっしゃったのでしょう。
崎山:自分の活動について悩み込んでしまうこともありましたし、「特徴的な歌声だね」と言っていただいたことに対して、変にネガティブに捉えてしまう部分があったんですよ。それで歌い方を悩んじゃったりとか、当時は恋愛的なことにも悩んでいて。色々なことが積み重なって。
タカノ:でも、アーティストの方にとっては、特徴的な歌声は間違いなくオリジナリティですから。
崎山:今なら間違いなくそう思えるんですけど、当時はなぜだか悩んでいたっていう。
Celeina:歌声も自分らしさだと捉えられるようになったキッカケは何だったんですか。
崎山:徐々に自分の歌い方が変わっていったことも大きかったですし、その時々のマインドを剥き出しで良いと思えるようになったんです。
タカノ:ブッダの言葉やおじさんの言葉が効いてきているのだと思いました。実は僕もおじさんから言われた「深く反省、激しく前進」っていう言葉が凄く刺さっていて。おじさんって、たまにしか会わないからこそ、気になる存在なのかもなと。みんなのおじさんの言葉も気になりますよね。
崎山:『おじさんの言葉』っていう本とか出したいです。
タカノ:ぜひ、出してください。
崎山:考えます(笑)。
Celeina:さあ、そして崎山さんに、あの頃のご自身に贈りたい楽曲を選んでいただきました。どんな曲でしょうか?
崎山:“違和感の向こうで”という曲です。冒頭の歌詞の<手放せない後悔の分だけ / 今日は変わらないままでいた / ただ、違和感の向こうの眼差し / ただ、違和感の向こうの抱擁>っていう部分に、当時考えていたことがそのまま表れていて。悩みを経たからこそ作れた1曲ですし、スカっとした楽曲と共に「少しだけ気持ちが晴れました」ってことを伝えたいと思って選びました。
タカノ:軽やかさがある一方で、深く染み込んでくる歌詞も書かれていて、そのバランスが素敵な1曲だと思います。それでは最後に、19歳の崎山さんと同じように人生の岐路に立つリスナーの皆さんへメッセージをお願いします。
崎山:悩み込んでしまうかもしれないけど、息抜きをしてほしいと思っています。好きなことをして、全身全霊系で頑張ってください。
タカノ:全身全霊系とパワーワードもいただきました。
崎山:色々と楽しんだ方が良いと思いますね。
「#あの頃のジブンに届けたいコトバ」supported by FRISK

新たな一歩やチャレンジを前向きに踏み出すことを応援するFRISK「#あの頃のジブンに届けたいコトバ」では、11組のアーティストやタレント、クリエイターが「あの頃」の自分に宛てた手紙を執筆。手紙の内容について、CINRA、J-WAVE、me and you、ナタリー、NiEW、QJWebでインタビューやトークをお届け。直筆の手紙全文は4月10日(木)から下北沢BONUS TRACKで開催されるFRISK『あの頃のジブンに届けたいコトバ展』で展示される(詳細はこちら)。
『あの頃のジブンに届けたいコトバ展』

第一線で活躍する11組の「あの頃のジブンに届けたいコトバ」。悩みを抱えていたかつての自分に書いた直筆の手紙を展示。この春、新生活を迎えるすべての人へ贈ります。
会場:下北沢・BONUS TRACK GALLERY(東京都世田谷区代田2-36-12)
会期:2024年4月10日(木)〜15日(水)11:00〜20:00(全日程共通)※営業時間は変更になる場合がございます。
手紙展示:アオイヤマダ、あっこゴリラ、宇垣美里、空気階段、崎山蒼志、柴田聡子、玉置周啓(MONO NO AWARE)、長濱ねる、藤森慎吾、ゆっきゅん、若槻千夏
主催:NiEW 後援:FRISK
■アオイヤマダさん登壇のスペシャルトークショーも実施!
展示に加え、本プロジェクトにメッセージを寄せていただいたアオイヤマダさんに登壇いただき、ご自身が何者でもないフレッシャーだった頃を振り返りながら、新生活における悩みや迷いとの向き合い方、気持ちを前向きにする方法などについてコトバを贈るトークショーを開催します。
場所:BONUS TRACK LOUNGE(東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 中央棟テナント2F)
日時:
「アオイヤマダさんトークショー」4 月 12日(土)14:00~15:00(13:30開場)
会場の席数に限りがございますので、参加をご希望の方は下記リンクよりお申し込みをお願いいたします。抽選の上、当選者のみご連絡を差し上げます(メールにてご連絡を差し上げますので、「@niew.jp」をドメイン指定受信に設定いただくようお願いします)。
→詳細はNiEWの特設ページをご確認ください