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「COUNTER BOOKS」の上田太一は、学芸大学駅で「好奇心」を発動させる書店を営む

2025.11.5

#BOOK

入り口には、店の価値観を体現する選書コーナーを設置

タカノ:店内には、何冊ぐらい本が置いてあるんですか?

上田:最初は2200冊ぐらいから始まって、今は2500冊ぐらいですね。

タカノ:全て新刊なんでしょうか?

上田:はい、全て新刊です。選書は僕だけではなく、もともと渋谷の「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)」にいらっしゃった工藤眞平さんという選書のプロフェッショナルの方にも協力してもらいながら、自分やスタッフのおすすめの本で2500冊を構成しています。

Celeina:『GRAND MARQUEE』でも紹介したことがある作品も多く並んでいたのが印象的でした。小原晩さんの『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』とか、ワクサカソウヘイさんの『出セイカツ記』とか。あとは、9月18日(木)の放送でくどうれいんさんの詩集をご紹介しましたが、くどうさんのエッセイ『湯気を食べる』なども並んでいて、この番組との接点もすごく感じました。

上田:相性が良いですね。

タカノ:Celeinaさんはどんな本を買ったんですか?

Celeina:今手元にある1冊は、川上幸之介さんの『パンクの系譜学』という本です。これをレジに持って行ったら、上田さんが「めちゃくちゃいいチョイスですね! 私も大好きなんですよ」と言ってくださったんですよね。

上田:店内の一角に、「COUNTER BOOKS ESSENTIAL」というコーナーがあって、僕たちの店の価値観や精神性を体現しているような本をいつも10冊ぐらい置いているんです。そのうちの1冊を見事に手に取ってくださったので、「おっ!」と反応してしまいました(笑)。

Celeina:そのコーナーが、入口から一番近いところに平積みで並んでいるんですよ。だから最初に目に入ってきて、「何か気になる!」と思って手に取ったんですよね。400ページぐらいある、結構分厚い本なんですけれど、これから読むのが楽しみです。

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