INDEX
日本の文化に惹かれて、高1から日本語の勉強を始めた
タカノ:マットさんは日本に来て、どれくらいになりますか?
マット:18年目です。
タカノ:ずいぶん長いですね。日本語の勉強はいつ頃からされているんですか?
マット:高校1年生のときから少しずつ始めました。日本の文化に惹かれて、それがきっかけでしたね。
Celeina:アメリカの高校では、第3言語として日本語を学べるところもありますよね。
タカノ:日本に来ようと思ったきっかけは何かあったんですか?
マット:最初は上智大学に留学生として来ました。日本の文化がとても魅力的だったのと、アメリカから少し離れた場所に行ってみたい、冒険してみたいという気持ちもありました。
タカノ:サンフランシスコからだと、かなりの距離ですもんね。
Celeina:特にどんな日本文化に惹かれたんですか?
マット:来日する前から、アニメやSF映画、そして伝統文化の融合に強く惹かれました。伝統を大切にしながら新しいものを取り入れていく、そのリスペクトの精神に感動したんです。
Celeina:たしか、『サムライチャンプルー』を観ていたとも言っていましたね。
タカノ:実際に日本で暮らして18年、今どんな気持ちですか?
マット:不思議な感覚です。人生の半分くらいを日本で過ごしているので、脳味噌が混乱して、時々「自分はどこの人なんだろう」と思うこともあります(笑)。
タカノ:Celeinaさんとは、どのようにして出会ったんですか?
Celeina:同じレーベルに所属していました時期があったんです。私の楽曲をプロデュースしてくれたり、フィーチャリング曲を一緒に作ったり、上海でのライブにも一緒に出演したりしましたね。
マット:懐かしいですね。もう10年以上前ですよね。まるで前世みたいな気持ちです(笑)。
Celeina:曲作りについては、たくさんのことを教えてもらいました。