グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
9月18日はライター / ゲーム通訳のスイニャンさんからの紹介で、『League of Legends / リーグ・オブ・レジェンド』の公式キャスター・eyesさんが登場。広く愛されるゲームの魅力のほか、日本リーグ設立の経緯や、自分の「好き」を仕事にすることなどについて伺いました。
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個人配信をきっかけに、ジャパンリーグの公式キャスターに
Celeina(MC):昨日のスイニャンさんから引き続き、『リーグ・オブ・レジェンド』について語っていきたいと思います。改めて『リーグ・オブ・レジェンド』とは、正式サービス開始から15年目を迎えた今もなお、世界中に1億人以上のプレイヤー母体を持つPC用ゲームです。競技シーンでも人気で、昨年の世界大会の決勝戦は実に5000万もの同時視聴者数を記録しています。この世界中の人を虜にさせる『リーグ・オブ・レジェンド』の魅力とは、eyesさんから見てどういったところにあるんでしょうか?
eyes:まず、マップが1個しかないんですよ。5対5のゲームで、プレイヤーはインターネット上で自動的にマッチングされるんです。使用するキャラクターは「チャンピオン」と呼ぶんですけど、これが170体以上いまして。
タカノ(MC):そんなにいるんですね!
eyes:リアルタイムRPGのようにキャラクターを育成していくんですが、試合ごとに初期の状態はみんな常に一緒なんです。その試合の中でキャラクターを成長させていって、勝つ。そして、また次の試合になったら1からやり直し。だからこそ、同じゲーム、同じ試合がない、というのが魅力のポイントだと思います。
Celeina:なるほど、試合ごとに違った結果が見えてくると。面白いですね。
タカノ:そしてeyesさんは、そんな『リーグ・オブ・レジェンド』の実況を10年以上されているということですが。
eyes:はい、『リーグ・オブ・レジェンド』のジャパンリーグで公式キャスターを務めています。
Celeina:eスポーツの公式キャスターというものを、そもそもあまり聞いたことがなかったです。
eyes:そうですよね。僕も今のシステムは把握していないんですが、ジャパンリーグの設立当時は、もう完全にプロのeスポーツキャスターという位置づけでした。
Celeina:eyesさんが実況を始めたきっかけは何だったんですか?
eyes:最初のきっかけは、自分の個人放送でした。当時はまだ日本サーバーがなかったので、みんなアメリカのサーバーに繋いでゲームをプレイしていたんです。でも、やっぱり日本人だけでも遊びたいじゃないですか。それで自分の放送に日本人だけを集めて、その試合を見ながら実況するようになったのが、スタートラインですね。
Celeina:ご自分の放送というのは、ネット配信ですか?
eyes:そうです。当時はニコ生とかで配信をやっていました。
タカノ:なるほど、そこからスタートされたんですね。個人放送から公式になったのは、どんなタイミングだったんですか?
eyes:僕らの活動がきっかけで、『リーグ・オブ・レジェンド』の日本のプロシーンを作るぞ、という企業さんが出てきて、そこにヘッドハンティングされて入りました。もちろん、紹介していただいた方も間にいらっしゃるんですが、基本的にはそんな感じでプロになりました。
Celeina:その頃は、別のお仕事をされていたんですか?
eyes:はい、介護士を8年間ぐらいやっていました。
Celeina:そこから、あれよあれよと公式キャスターにまでなられたんですね。