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「美味しい」を自ら作る喜びに魅力を感じ、デザイナーから蒸留家に転身
タカノ:本当に素晴らしいですね。もともとデザイナーだった一場さんが、どのように蒸留家になられたのか気になります。簡単になれるものではないと思うのですが。
一場:いろいろ紆余曲折はあるのですが、「虎ノ門横丁」の企画プロデュースに関わる中で、さまざまな出会いを経て「自分でジンを作ってみたい」という思いが芽生えたのが、最初のきっかけです。
タカノ:修行のようなものもされたのですか?
一場:はい。岐阜の郡上八幡にある「アルケミエ辰巳蒸留所」で、辰巳さんというクラフトジンの先駆け的存在の方のもと、約3か月間住み込みで学ばせていただきました。
タカノ:ジン作りの魅力とは、どのような点にあると感じますか?
一場:まず、お酒を自分の手で作るという行為自体が非常に面白いと思います。デザインや音楽のように目や耳で楽しむものとは異なり、口に含み、体に作用するものです。飲んで心地よい気分になったり酔ったりする中で、美味しいものを自分で作れるということが、酒好きの僕にとっては大きな喜びであり魅力だと感じています。
Celeina:お話を伺っていると、やはり「好き」という思いが原点にあるのだと伝わってきます。本日はジン作りの一端を知ることができ、とても興味深かったです。ありがとうございます。さあ、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということでお友達を紹介してもらっています。一場さんはどんな方を紹介してくれますか?
一場:焼酎愛好家の野口真理子さんをご紹介します。
Celeina:焼酎愛好家という肩書は初めて耳にします。やはりお酒繋がりなのですね。
一場:はい。普段は別の仕事をされながら焼酎を愛し、その情熱を仕事にまで発展させたとてもパワフルな女性です。 Celeina:明日は焼酎愛好家の野口真理子さんにつなぎます。「FIST BUMP」、本日は「虎ノ門蒸留所」の全体責任者の一場鉄平さんにお話を伺いました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann