メインコンテンツまでスキップ
NEWS EVENT SPECIAL SERIES

画家の久喜ようたは、自身の「存在証明」ではなく誰かのお守りになるような作品を作る

2025.10.3

#ART

丸尾末広や水木しげる、中村明日美子に影響を受け、今の画風が生まれた

Celeina:この細密画の画風になった経緯を教えてください。

久喜:高校時代はガロ系の漫画に興味を持ち、丸尾末広先生や水木しげる先生の作品に触れました。また、中村明日美子先生の繊細な線にも魅了され、自分もやってみたいと思ったのが、今の画風につながっています。

Celeina:細マッキーでここまで描かれるとは本当に驚きです。Instagramなどでもぜひ見ていただきたいですね。2022年からはライブドローイングも始められているとのことですが、どのような場所で行なわれているのですか?

久喜:個展の会期中に公開制作をしたり、ご依頼をいただいて祝いの席で描いたりしています。ボディーペイントも行ない、その場でいただいたお題を即興で描くこともあります。性格的にせっかちなこともあり、「下書きはいらない、一発で描いた方が早い」と考えて取り組んでいます。

Celeina:この64cmのキューピー人形は、どのくらいの時間をかけて仕上げられたのですか?

久喜:最初の1体は1か月かかりましたが、こちらは5日ほどで完成しました。

タカノ:これほど細かいのに5日とは驚きです。

久喜:音楽を聴きながら没頭していると、気がつけば描き終わっているんです。

Celeina:どのような音楽を聴かれるのですか?

久喜:幅広く聴きます。昔のビジュアル系、テクノロック、アニソンなど、そのときの気分でシャッフル再生しています。

タカノ:音楽によってもインスピレーションが変わったりしそうですよね。

RECOMMEND

NiEW’S PLAYLIST

編集部がオススメする音楽を随時更新中🆕

時代の機微に反応し、新しい選択肢を提示してくれるアーティストを紹介するプレイリスト「NiEW Best Music」。

有名無名やジャンル、国境を問わず、NiEW編集部がオススメする音楽を随時更新しています。

EVENTS

『シカゴ・ハウス大全』が8月刊行、500枚以上の作品レビューや座談会を収録 👇👇来日公演まとめは「#来日」に👇👇 音楽フェスや芸術祭、映画祭は「#フェス情報」から👇 Wet Legの来日ツアーが2026年2月に決定、2ndアルバムを引っ提げて東名阪