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「南部さんに褒められたい」という気持ちが原動力
タカノ:「電撃ネットワーク」での活動はもう10年目ということですけれども、やっぱり続けてこられたのは南部さんの存在は大きいですか?
今日:大きいですね。今も胸に遺骨を持って一緒にステージに立っています。「電撃ネットワーク」に入ってから、南部さんに褒められたことがなくて。理不尽なことも多かったんですが、「いつか褒められたいな」という気持ちでずっと続けてこられた感じがありますね。
タカノ:南部さんとの会話の中で何か覚えていることや、印象に残っている出来事などはありますか?
今日:会話で覚えているわけではないんですが、「この人、やっぱりおかしいな」と思ったことがあって。南部さんがGUCCIの財布を持っていたんですが、「元気、財布持っといてくれ」と言われて持たせてもらったら、財布にマッキーで「オストリッチ」って書いてあったんですよ。「南部さん、どういうことですか、これGUCCIですよね?」と聞いたら、「これオストリッチだよ」と言われて。もう訳わからないじゃないですか(笑)。「マッキーでオストリッチって書いてますけど、財布GUCCIですよ」と言ったら、「まあ、そういうことだよ」と返されたので、訳がわからんことを理解して受け入れるしかないんだな、というのはすごく感じました。だって、そもそもこの髪型もおかしいじゃないですか。
タカノ:確かに、すごいインパクトですよね。
今日:親父ギャグとかもよく言っていて。とにかく、そういう訳のわからない方でした。
タカノ:こちらはすごく意味を考えてしまうけれど、もしかしたらそれ自体、何か感覚的なセンスというか、そういうものなのかもしれないですよね。貴重なお話でした。
Celeina:そして「電撃ネットワーク」といえば、新たに女性のメンバーが加入されたことも話題です。
今日:ありがたいことに、2025年の4月から「ミス東スポ2024」の幕田みゆという子が入ってくれたんですよ。

Celeina:女性メンバーは幕田さんが初ですか?
今日:そうですね。南部さんのときから時々いるタイミングはあったんですが、全員1回で辞めるか、音信不通になっていたので。彼女は今のところまだ残ってくれている感じですね。
タカノ:メンバーの皆さんで飲みに行かれたりもするんですか?
今日:全然ないですね。メンバーを集めることはございません。
タカノ:そうなんですか! そこは結構ビジネスライクなご関係なんですね。
今日:若手の方は年も近いので割と仲が良いんですけれど、先代の南部さんと一緒にいたギュウゾウとダンナ小柳はもう60歳近いので。それぞれ家庭もありますし、仕事以外ではそんなに集まらないですね。
Celeina:ストイックですね。