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機能面とオリジナリティが両立したデザインを模索している
タカノ:シンプルさとひねりのバランスが絶妙ですよね。やりすぎず、でもシンプルすぎないというか。その塩梅はやはり意識されたんですか?
鹿子木:基本的にシンプルというところは意識して作っています。ただ、やっぱり何かしらオリジナリティを出したいとは思っていて、ちょっとしたカッティングは意識していますね。
Celeina:洋服とは違う、靴のデザインをすることの楽しさや、逆に難しさってあったりしますか?
鹿子木: 難しさでいうと、人の足の大きさは小さくても20cm、大きくて30cmくらいで、この小さい振り幅の中でどれだけのことができるかを考えないといけないところですね。あと、先ほど言ったように歩けなければいけないという、機能面をカバーしないといけないところも難しいところです。
Celeina:なるほど。では、設計図を計算して、何度も作り直して制作していくんでしょうか?
鹿子木:そうですね。 洋服と違うのは、靴はS・M・Lというざっくりしたサイズじゃなくて、1cm刻みじゃないですか。あとはスポーツシューズだと5ミリピッチで全然履き心地も変わるので、そこがデザインをする時に意外と難しいなと思います。
タカノ:ちなみに「RFW」の靴はどちらで手に取ることができますか?
鹿子木:1番揃っているのが弊社ですね。下北沢の近くで、井の頭線の池之上駅が最寄りです。事務所兼ショールーム兼ショップみたいな感じでやっているので、手に取ってご覧いただけます。
Celeina:まずは「RFW」のお靴を見ていただきたいので、公式サイトをチェックしてみてください。さあ「FIST BUMP」、今日お迎えしたのは、シューズブランド「RFW」のデザイナーの鹿子木隆さんでした。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann