メインコンテンツまでスキップ
NEWS EVENT SPECIAL SERIES

シューズブランド「RFW」の鹿子木隆は、機能面と個性が両立したデザインを行う

2025.9.10

#FASHION

自身が制作した靴に「SANDWICH」や「BAGEL」など、パンの名前をつけている

タカノ:今日はなんと「RFW」のシューズをスタジオにお持ちいただいております!

Celeina:すごく可愛いお靴で、コロンとしたフォルムが素敵ですね。

タカノ:ローテクのデザインで。

鹿子木:そうですね。ハイテクはなかなか作りづらいんです。

Celeina:待ってください。「ローテク」と「ハイテク」ってなんですか…?

鹿子木:「ローテク」は、おそらく1980年代以前からよくあるデザインですね。競技用シューズやランニングシューズとしても使われているものです。スポンジとゴムだけの底だったりします。「ハイテク」は比較的新しい形で、エアーが入っていたり、アッパーの部分がメッシュだったり、ニットだったりします。あとは現在のサッカー、バスケ、陸上などの競技用に特化したシューズがハイテクですね。個人的な解釈ですが。

タカノ:ご説明いただきありがとうございます! お持ちいただいた「RFW」のシューズはローテクデザインですが、キャンパス素材で、シンプルながら遊び心が随所にあるようなデザインですね。

鹿子木:今日は2足持ってきたんですが、こちらには「SANDWICH」という名前をつけていまして、もう1つのミドルカットの方には「BAGEL」という名前をつけています。パンの名前をつけた理由としては、「SANDWICH」というモデルを最初に作った時に、靴紐の部分が2枚の羽根のように重なっている形状がサンドイッチぽいな、と思ったからなんです。上の部分がパカッと開くような感じで、あとは歩くと屈曲部分が離れているから力を逃がせるんです。

タカノ:かかとを上げる時に曲がりやすくて、歩きやすいというか?

鹿子木:そうですね。

タカノ:「BAGEL」の方は、どういった理由で名づけたんですか?

鹿子木:履き口のぷくっとした丸い形状がベーグルみたいだなと思ったんです。ローカットでもハイカットでもない、ちょうどくるぶしの部分に当たる形状なんですが、履き口がしっかりしているので、ホールド感があるんですよ。なので、ワイドパンツにも細いパンツにも、形を選ばず合わせやすいようなデザインになっています。

Celeina:ネーミングがかわいいですね。

RECOMMEND

NiEW’S PLAYLIST

編集部がオススメする音楽を随時更新中🆕

時代の機微に反応し、新しい選択肢を提示してくれるアーティストを紹介するプレイリスト「NiEW Best Music」。

有名無名やジャンル、国境を問わず、NiEW編集部がオススメする音楽を随時更新しています。

EVENTS

『シカゴ・ハウス大全』が8月刊行、500枚以上の作品レビューや座談会を収録 👇👇来日公演まとめは「#来日」に👇👇 音楽フェスや芸術祭、映画祭は「#フェス情報」から👇 Wet Legの来日ツアーが2026年2月に決定、2ndアルバムを引っ提げて東名阪