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コリーが神宮球場で野球観戦をして感じた、観客のエンゲージメントの高さ
Celeina:そんなヨウヘイさんがコリーさんを神宮球場に連れて行ったのが2023年とのことですが、 ヨウヘイさんはもともと東京ヤクルトスワローズファンなんだそうですね。
ヨウヘイ:初めて見たプロ野球の試合が、1993年ぐらいに神宮球場で行われたヤクルト対広島戦だったんです。そこで古田選手に憧れて、アメリカに行ってからは、リトルリーグでずっとキャッチャーをやっていました。
タカノ:日本の野球を初観戦したコリーさんの反応も伺いたいんですが、どうでしたか?
ヨウヘイ:やっぱりアメリカの大リーグの観戦の仕方とは全然違うんですよね。彼の言葉を借りると、「エンゲージメントがすごく高い」と。観客の皆さんが1つ1つのプレーをちゃんと見て、プレーに沿った応援歌をその場でみんなで暗唱して歌えるのが素晴らしいことだ、と言っていました。
コリーは、日本でライブに来る観客にも通ずるものを感じたみたいです。日本の観客って曲間にシーンとなったりするから、盛り上がっていないんじゃないかと思ったりすることがあるらしいんですよ。でも、野球観戦を通じて、観客はエンゲージメントが高くてリスペクトしていて、集中してライブを観ているからこそ、野次らないし騒がないし、静かに聴いているんだというのを体感したみたいで。エンターテイメント業界にいるコリーとしては、感じるものが大きかったみたいですね。
Celeina:東京ヤクルトスワローズの試合を見たおかげで、日本でのライブがさらに良いものになったと言っても過言ではない?
ヨウヘイ:そうですね(笑)。私としては、日本にまた来てほしいと思っているんです。そのために、日本で色々な楽しいことを仕掛けようとしていますね。
タカノ:素晴らしいです。その1つがコリーさんの始球式ですよね。これもヨウヘイさんが仕掛人なんだとか。どういう繋がりがあったんですか?
ヨウヘイ:本当に色々なご縁が重なって実現しました。私は本業でコンサルティングをやっているんですが、そこの会社に東京ヤクルトスワローズの元ピッチャーの久古健太郎選手が在籍していて、仲良くさせていただいていたんです。今は会社を辞められてしまったんですが、久古さんは「何かあったら言ってね」とずっと言ってくださっていて。なので、「コリー・ウォンという人がいるんですが、始球式とか何かイベントはできないですかね?」みたいな話をしたところ、繋いでくださって。去年の11月くらいから日程や手順を確認しながら、今年の5月にやっと固まって、実現できました。
Celeina:コリーさんが始球式に登場した写真を見た時に、「何があってこうなったの!」と驚いたんですが、今謎が解けました。最後に、ヨウヘイさんにとっての東京ヤクルトスワローズ、そして神宮球場の魅力を伺いたいです。
ヨウヘイ:コリーも言っていたんですが、神宮球場の魅力は、夕暮れ時や夜の街と一体化したスタジアムであるということが大きいかなと。風を感じながら東京の夜景を見つつ、試合の応援歌を聞いて野球観戦できるというところが非常に魅力的だと思っています。海外から見るとかなり珍しいと思うので、どんどん海外に発信をしていきたいですし、日本の野球が海外に出ていくといいなと思っております。
Celeina:観光スポットみたいな感じで、これからもっともっと盛り上がったら嬉しいですね。さあ、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいています。どんな方をご紹介していただけますか?
ヨウヘイ:同じく音楽業界の、ビクターエンタテインメントの書川政樹さんという方を紹介できればと思っております。
Celeina:音楽繋がりということで楽しみですね。明日は書川政樹さんをお迎えしたいと思います。「FIST BUMP」、今日お迎えしたのは、通訳のヨウヘイさんでした。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann