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ショーケース&カンファレンスフェスティバル『CUEW』を開催
タカノ:これは忘れないですよね。そしてさらに今月、また新たな試みということで、東京発のショーケース&カンファレンスフェスティバル『CUEW』を開催されるということで。これはどんなイベントなんですか?
タカハシ:通常のフェスとは違って、アーティストの海外進出の新たなきっかけを作ろうとして、このフェスティバルを立ち上げました。『CUEW』を通して、アーティストが実際に海外でライブを行い、現地と継続的な関係を築いていってもらうことを、僕らは目標にしています。そのために、海外からフェスの主催者とかを招聘して、直接日本のアーティストを観てもらって、その場でライブの出演を決めてもらうぐらいのイメージでやろうと思っています。

大島:僕は映画関係の仕事とかも結構しているんですが、映画祭ってそういうイメージですね。まだ海外で公開が決まっていない映画とかを、エージェントとか配給の方々が観て買い付けて、その場で契約を決めるというマーケット的なフィールドになっていて。その音楽バージョンという感じですかね?
タカハシ:まさにそうです。
タカノ:これは、一般の方も参加可能なんですか?
タカハシ:観たい方はもちろん観には来られるんですが、どちらかというと専門家向けです。
大島:to C的な側面より、to B的な側面も強調しているようなフィールドになるという。
タカノ:業界向けというかね。出演するアーティストのラインナップを教えてください。
タカハシ:藤原さくらさん、Kan Sanoさん、LAUSBUB、showmore(Band set)、NIKO NIKO TAN TAN、角銅真実、モノンクルなどなど。全部で16組が出ます。

タカノ:アーティストとしてもありがたいですよね。海外に向けて、自分をどうやって売り込んでいいか分からないという方も多いと思うので。
大島:そういう場があった方が助かる部分もきっとあるでしょうね。
タカハシ:そうなんですよ。みんな基本的には、日本でどうやって売れるかを目標にしてやってきていると思いますし、今までは海外に向けて売り込む方法があまりなかったと思うんです。でもそれじゃいかんよな、という状況がだんだん浸透してきているのもあって、僕らは今の業界でのマインドセット自体を変えていきたいなという思いで、こういったイベントを始めます。
タカノ:改めて、タカハシさんが手掛ける『CUEW SHOWCASE & CONFERENCE TOKYO 2025 SUMMER』、こちらが、8月18日(月)と19日(火)に、SHIBUYA FOWSとSHIBUYA XXIで開催されます。
タカハシ:今回のイベントにはSUMMERと書いてあるんですが、実は来年の4月にもう少し大きいものを予定していたりもするんです。継続的に行っていきたいなと思っているので。
タカノ:みなさん、SNSなどでもチェックしてみてください。さあ「FIST BUMP」グータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達を紹介してもらっています。どんな方をご紹介していただけますか?
タカハシ:お友達というよりは、僕もただのファンなんですが、自分の知り合いの中で1番面白い人を紹介しようと思ったので、遠藤治郎さんをご紹介します。大阪万博のパビリオンの設計や、タイの『Wonderfruit Festival』の美術監督を務めるなど、奇想天外で大胆な発想で、世界中に影響力を持っている、そんなアーティストです。
タカノ:世界で活躍するアーティスト、遠藤治郎さんが登場するということで、明日も楽しみです。「FIST BUMP」、今日は合同会社KOKICIKの代表のタカハシコーキさんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann