グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
8月4日は、番組からの推薦で、合同会社KOKICIKの代表のタカハシコーキさんが登場。『フジロック』の新ステージ制作現場の裏側や、店長をしていたライブハウス「月見ル君想フ」での印象的な出来事のほか、アーティストの海外進出を目的としたイベント『CUEW』についても伺いました。
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『フジロック』には新ステージ「ORANGE ECHO」の制作チームの一員として参加
タカノ(MC):タカハシさんは、音楽にまつわることを色々とされているという噂を聞いております。先日の『フジロック(FUJI ROCK FESTIVAL)』にも、お仕事で参加されたとか。
タカハシ:今年から新しくORANGE ECHOというステージができたんですが、光栄なことに、その制作チームの一員として行ってきました。
タカノ:会場の1番奥にあるんですよね。今まではステージがなくて、屋台とかが少しだけあった場所でした。
タカハシ:そうですね。コロナ禍前まではそこでライブをしていた時期もあったんですが、色々あってなくなり、また新しくできたんです。
大島(MC):新しいステージを作る上でのプレッシャーはありましたか?
タカハシ:あったかもしれないです。ただ、新しいステージは、チーフプロデューサーの「microAction」の根木さんという方が全部仕切っていたんです。その方がとても偉大な方で、しっかりした世界観を持っていたので、その一員として、もうやってやろうという感じでした。
タカノ:ORANGE ECHOに行った時の最初の感想が、「大きい」だったんですよ。思ったよりもステージが大きくて。あれは、どういう風に作っていたんですか?
タカハシ:豊田市で『橋の下世界音楽祭』というのをやっているんですが、根木さんはその主催者なんです。そこでできている世界観を持ってきたというと語弊があるかもしれないんですが、そのチームが中心となって作っていたんですね。なので、世界観もすでにできあがっているし、ORANGE ECHOという新しい国が登場したみたいな感じになっていたんじゃないかなと思います。
タカノ:間違いない。『橋の下世界音楽祭』は業界内でも評判が良くて、よく名前を聞きますね。キュレーションとかも含めて、あの雰囲気がすごくいい。色んな人が来ていて、本当に江戸時代の祭を見ているようなイベントです。今年は8月の14日(木)から16日(土)まで3日間開催されるので、気になった方には、ぜひ行ってみてほしいですね。
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ライブハウス「月見ル君想フ」の店長として10年間勤務
タカノ:そしてそんなタカハシさんですが、去年までライブハウス「月見ル君想フ」の店長さんをされていたんですよね。そこから、今はもう独立されたということですかね?
タカハシ:そうですね。
大島:何年間勤められていたんですか?
タカハシ:店長自体は10年なんですけど、あのお店には15年いました。
大島:大ベテランですね。多分僕、学生時代に1回出たことあるんですよ。
タカノ:出たことある!? なんで?
大島:漫才でだと思うんですが、アーティストの方とかも出演されていました。
タカハシ:漫才イベントってそんなに多くはやっていないんですが、15年ぐらい前にあったかもしれないです。僕がそのイベントを担当していたので、少し覚えています。
大島:ほんとですか?
タカノ:大島さん、タカハシさんと接触している可能性ありますよ。でもそう考えたら、タカハシさんは人生で関わったイベントの数が相当あるんじゃないかなと思うんです。大体いくつぐらいやってきましたか?
タカハシ:人生になっちゃうとかなりですね。「月見ル君想フ」だけでも、多分2000以上はやっているので。
タカノ:2000!
大島:桁が違う。2000もあるのに、僕が今、何の打ち合わせもなくいきなり言ったイベントのことを、頭の中のインデックスから出せるというのが、とてもすごいですよね。
タカハシ:割とそういう印象的なイベントは特に出てきますね。
タカノ:やばかったとか大変だったとかでもいいんですが、心に残っているイベントは何かありますか?
タカハシ:2組のアーティストを向かい合わせにセッティングして、1曲ずつ交互に演奏する『パラシュートセッション』というちょっと特殊なイベントを、計125回やったんです。忘れもしれないんですけど、15日ぐらい連続でやっている公演のど真ん中の、2025年の5月5日に子供が生まれて。
大島:おめでとうございます!
タカハシ:同じ日にそのイベントをやっていたというのを、すごく覚えています。午前中は出産に立ち会っていて、現場には行かなかったんですが、どうしても夜は行かなきゃいけなかったので、現場に行かせてもらいました。
大島:今日生まれたなと思いながら、イベントをスタートしたわけですね。そういう思い出は、確かに絶対忘れなさそうです。