グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
7月30日は、三鷹にある自家製ソーセージとハンバーガーのお店「ButaBaco」のオーナーの富澤怜央さんの紹介で、「三鷹のやまちゃん」の店主の山本研二さんが登場。お店の看板メニューや、ジャマイカで暮らすことになったきっかけなどについて伺いました。
INDEX
東京で居酒屋を経営する前は、ジャマイカの日本料理店で働いていた
タカノ(MC):山本さんは、東京・三鷹で大衆酒場「三鷹のやまちゃん本店」を経営しながら、吉祥寺で立ち飲み居酒屋「たちんぽやまちゃん本店」も経営。さらに、日本そばと韓国チゲを融合させた創作つけ麺屋「三鷹チゲ倶楽部」と、ラーメン店「英(はなぶさ)」を共同経営されています。忙しいですね!
Celeina(MC):4店舗の飲食店を経営されているわけですが、もともとご実家が仕出し屋さんだったんだとか?
山本:実家は徳島の限界集落みたいなところなんですが、親から「東京で居酒屋の勉強をしてから帰ってこい」と言われて、そのまま店をやり始めました。
タカノ:ジャマイカで暮らしていたこともあるとのことですが、これはどういう経緯なんでしょうか……? すごく気になります。
山本:20代のうちに行っておきたくて(笑)。30代になってからジャマイカに行くと、「あいつは何をしているんだ」と思われてしまうと思ったんです。現地では、ジャマイカの日本料理屋さんで働いていました。ボブ・マーリー(Bob Marley)の奥さんが来ていて、僕が作ったたこ焼きを持って帰っていましたよ。
タカノ:すごいですね!
山本:ショーン・ポール(Sean Paul)とかも来ていました。働いていたのは、小さい村みたいなところだったんですが。
タカノ:レゲエ界の重鎮たちがお店に足を運んでいたんですね。ちなみに、ジャマイカを選んだ理由は何だったんですか?
山本:レゲエとかヒップホップをやっている先輩が多くて、「どこか海外に行きたいんですよ」と言っていたら、レゲエカルチャーが掲載された『Riddim』 というフリーペーパーを見せてくれたんです。そこに「日本人シェフ募集」と書かれていたので、そのまま流れに任せて行くことになりました。
Celeina:ジャマイカの飲食店で働くのはどうでしたか?
山本:もう最高でした。ラジオでは言えないようなことがたくさんありましたけど。
タカノ:言わないでくださいね(笑)。
Celeina:ジャマイカで働いた経験を経て、今は日本で4店舗経営されているわけですが、また海外に行きたいなと思うことはあるんですか?
山本:人生の最後はジャマイカって決めていますね。自分の店のジャマイカ店を出すと決めています。