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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

ライターの大北栄人は、身近にある疑問を面白がりながら掘り下げてWEB記事にしてきた

2025.7.8

#BOOK

『デイリーポータルZ』での連載を書籍化した『あたらしい散歩─専門家の目で東京を歩く』を出版

Celeina:そして先月『あたらしい散歩─専門家の目で東京を歩く』という本を出版されたということで、スタジオにもお持ちいただいています。これは大北さんの1冊目の本ですか?

大北:1冊目の本です。『デイリーポータルZ』でやっていた連載を書籍化しました。散歩って、基本的に同じコースだからマンネリ化して飽きちゃうんですよね。そういった時に僕は面白がるということをずっとやってきましたけど、面白がるとは何かと考えると、やはり見方を変えるとか、フレーミングし直すということだと思うんです。だから散歩に関しても、専門家の見方で歩いていくと、 街がまた違ったふうに見えるんじゃないかと。

例えば、道路を作っている人から見たら「ここの“止まれ”は字が甘いな」と思ったりするとか、専門家の数だけ街の見方があると気がつきました。その見方を聞いて自分にインストールすれば、普段の何倍も散歩を楽しめるんじゃないの? という発想で書いた本です。本当に色々な専門家の見方をインストールしてきたので、それをまとめました。

タカノ:例えばどんな専門家が参加されていますか?

大北:接着剤の専門家がこの本の1番最初に載っているんですけど、接着剤に着目して街を歩くことはないじゃないですか。

タカノ:ないですね。

大北:接着剤の専門家は面白いですよ。車を見て「あれ接着剤の塊です」と言うし、自動販売機を見ても「あれも接着剤の塊です」と言いますから。街中でネジで止まっているものを見つけて、「これにはやっぱり腹が立ったりしますか?」と聞いたら、「する」と言っていましたよ。

タカノ:面白い。本当に見え方が変わってきますね。皆さんも新しい視点をインストールする上でも、『あたらしい散歩─専門家の目で東京を歩く』をぜひ読んでみてください。

Celeina:今日は短い時間でしたけれども、お話を伺って自分の面白いをもっと信じて、突きつめようと思いました。

大北:色々なものを見てみる、触ってみる、動かしてみるのがきっかけになると思います。

Celeina:ありがとうございます。さあ、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいています。どんな方をご紹介していただけますか?

大北:八木光太郎さんという俳優の方をご紹介します。最近『王様戦隊キングオージャー』のゴローゲという役で話題になったんですけれども、とにかく声のでかい俳優で。ゴローゲは一般市民で脇役だったんですが、「やたら声がでかいやつがいる」と人気が出たんですよ。

タカノ:そうなんですね! 明日はマイクに気をつけましょう。

大北:あと八木さんはかき氷マニアなので、もしかしたらその話をしてくれるかもしれません。

Celeina:色々な面をお持ちなんですね。楽しみです。明日は八木光太郎さんに繋ぎたいと思います。「FIST BUMP」、今日お迎えしたのは、ライターの大北栄人さんでした。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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