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「リピト・イシュタール」の田中かずやは、自転車屋で約1000本の輸入盤VHSも販売する

2025.7.1

#OTHER

1990年代カルチャーと自転車、両方好きなお客さんが来てくれると嬉しい

タカノ:テレビデオ、懐かしいですよね。Celeinaさんは見たことがないんじゃないですか?

Celeina:テレビデオですか?

タカノ:そもそも知らないですよね。ビデオデッキ内蔵型のブラウン管テレビで、直接ビデオテープを入れる穴が開いているんです。

Celeina:なるほど! もの自体は見たことがあります。

田中:そういう懐かしいようなものたちが、ところせましと並んでいるお店なんです。

タカノ:自転車屋さんがあって、同じ空間にそれらの商品も置いてあるんですか?

田中:一応、「奥にある謎のビデオショップ」ということにしています。でも、もう前面に出ているから、「奥じゃないじゃん」という感じではありますね。どっちがメインなのかわからない、「自転車屋なの? これ」というような状態です。

Celeina:ちょっと込み入った質問なんですが、自転車とVHS、どっちの方が売れるんですか?

田中:込み入った質問ですね(笑)。それは自転車です。やっぱりうちは自転車屋ですし、物量が多いからというのもありますね。でも、最近はポップアップイベントなどにいろいろ呼ばれるようになったので、いろんなところに出向くんですけど、そういうときは雑貨やビデオだけ持っていくんですよ。『REBOOT BRAINS』もビデオオンリーでやっています。そういった場所では映画好きの人やカルチャー好きな人が足を運んでくれて、完全にお客さんが二極化しているという印象はあります。

ただ、たまに自転車を買いに来た人の中に、VHSなども好きで、両方見たかったという方がいらっしゃるんですが、そういうときはすごく嬉しいですね。お客さん全員がそうなってくれたら最高だな、ということで今はやらせてもらっています。

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