グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
6月19日は中国のメイクや美容情報を発信しているLinさんの紹介で、株式会社ヒロプロの代表、廣池基史さんが登場。「総合広告代理店」であるヒロプロの強みや教育領域の事業、人とのつながりを重視した仕事論などについて伺いました。
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全てのジャンルを網羅しているからこそ、立体的なプランニングができる「総合広告代理店」を経営
タカノ(MC):廣池さんは大手広告代理店を経て2022年に独立され、株式会社ヒロプロを立ち上げられました。ヒロプロはメディア、プロモーション、イベント、SNSマーケティングなど、様々な分野で、研修や広告領域のプランニング、コンサルティング、制作、実行までをサポートする「総合広告代理店」ということで。幅広い業務内容を網羅されているんですね。
廣池:はい、広告領域のありとあらゆるジャンルを網羅した「総合広告代理店」として経営しております。
タカノ:全ての分野についてお話を伺うには10分間ではとても足りなさそうなので、今日は教育の分野にフォーカスして聞かせていただきたいなと思います。企業や代理店の新卒研修なども行われているんですよね?
廣池:ヒロプロの事業は大きく分けて、広告、エンタメ、教育事業の3つがあるのですが、教育事業にフォーカスしていただけるのは非常に珍しいです。取り上げていただきまして、ありがとうございます。
タカノ:ヒロプロの教育事業では、どのようなことを行っているんですか?
廣池:具体的には、企業研修への外部講師として参加や、マーケティングセミナーの開催などですね。私自身が広告業界に入ってから今年で25年目になりまして、ありとあらゆる経験をさせていただきました。自分の中でこの経験を留めておくことなく、これから広告やマーケティングを学ぼうとしている若い世代に向けて伝えていく場を作っています。
タカノ:25年ですもんね。
廣池:色々と、表も裏も、闇も光も見てまいりましたので(笑)。その経験をもとに、広告の手法や仕事の進め方に留まらず、この業界で生きていくための心構えなんかも伝えていければと。人間関係が非常に大事な業界でもあるので、そのあたりも含めてお話しています。
Celeina(MC):私は広告業界のお仕事については一切分からないのですが、タカノさんはコピーライティングなどもされていたんですよね?
タカノ:はい。一応クリエイティブで働いた経験もあるので、何となくは分かります。でも、広告の世界も本当に色々あるので、マーケティングとなるとまた違ってくると思いますね。
Celeina:そうなんですね。そういった中で、ヒロプロのように「総合広告代理店」というやり方はすごいことなんでしょうか?
廣池:今は広告代理店もSNSが強いとか、動画制作が強いとか、テレビ、ラジオ、新聞特化型のように、たくさんのジャンルに分かれているんです。そんな中で、弊社は全てのジャンルを統合的に企画しているので、1つの企画で終わらないような形で立体的にプランニングしていけるんですね。写真や文の企画をSNSに活かしていきましょうだったり、そこからSNSの企画を今度インフルエンサーさんに拡散してもらいましょうだったり。そこが、「総合広告代理店」としての強みだと考えています。
タカノ:この放送をお聞きの方の中で、企業の担当で新しい商品を開発したんだけれど、どうやって広めていけばいいか分からないという方は、ぜひ廣池さんに相談していただければということですよね。
廣池:そうですね。「この商品を売りたいんだけどどうしたらいいか」というような相談からスタートしまして、商品に合ったターゲットなどを総合的に分析して、色々な手法を提供しています。
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何でも言い合える人間関係を構築してから、仕事を始めていく
Celeina:先ほど、今は広告の世界で人脈が大事になってきているとお話がありましたが、それを詳しくお伺いしたいです。何か、変化が生まれているということなのでしょうか?
廣池:昔はある程度フォーマットに沿って、広告の枠を売っていくことが広告代理店の仕事だったのですが、今は人との繋がりや関係性を作っていくことに仕事の中心が移っていると思うんです。 企業と企業の枠の取り合いではなくて、その人が思い描くやりたいことを実現するために、人間関係をまずしっかりと構築して、世の中にない新しいメニューや広告の手法を提供していくというようなことをやっているので。
広告の業界って、よく1つの案件が終わったら打ち上げや懇親会を開くんですが、私は逆に、先にそういう場を設けているんです。まずは皆さんと関係性を築いて、何でも言い合える仲間になってから仕事を進めるというやり方を25年間続けてきました。
タカノ:めちゃくちゃいい進め方ですね。僕も以前、とあるプロジェクトをスタートさせるとき、みんなで集まって決起会みたいな場を開いたことがあって。プロデューサーがピザを注文して、みんなでピザをつまみながら「こういう風にしていきたいね」みたいな話をしたんですけど、そのときはすごく円滑にプロジェクトが進んだ記憶があります。
廣池:不思議なもので、人間同士の関係が近づくと、無理なお願いでもご相談を受けていただけたりするんですよね。これまでにないものも一緒にみんなで作っていこう、という雰囲気が生まれるんです。これは広告業界に限らず、仕事の進め方として絶対に良いと思います。
タカノ:大事ですよ。やっぱり友達同士の方が、何かと言い合える関係だったりするんですよね。「お客様」というふうに思っているとちょっと距離が遠いから、メール1つ打つのもすごく丁寧に考えてしまったりするし。
廣池:だから、もう僕は気を抜いたらすぐ50人規模のバーベキューとかを企画しています。
Celeina:すごいコミュニケーション力ですね!
廣池:関係性はもちろん仕事になったらちゃんとやらないといけないんですが、まずやっぱり人と人を近づけて、プロジェクトを円滑に進めるというのが、僕がやってきた広告事業のやり方ですね。
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人生を逆算して、10年単位のキャリアプランを立ててきた
タカノ:廣池さんは40代で独立して会社を立ち上げたということですが、どうやら10年ごとに人生設計を立てていたと伺いました。
廣池:そうなんですよ。よく「後付けなんじゃないか」というふうに言われるんですが(笑)。自分の場合は20歳で留学をして、30代で大手広告代理店のグループ会社に転職、40歳でまた広告代理店に転職するという形で、10年ごとに自分の環境を変えて、キャリアをステップアップさせていくということを、漠然と目標にしていました。
この年までにこれをやれば自分の経験が積めるとか、人生を逆算して考えていたんです。あまり会社のルールとかに縛られずに、自分のやりたいことをその10年間の中でやっていくというスタンスです。サラリーマンも20年以上やりましたが、何かそういった目標を立てながら仕事をしていくと、次のステージに向けて、色々と自分の成長にもなるので。
タカノ:そういうふうに、大きく人生を捉えて考えていくのが良いのかもしれないですね。
Celeina:未来の目標ももう決まっているんですか?
廣池:独立したのが45歳なので、10年のスパンは5年分ずれてしまったのですが、次の節目は50歳なのであと残り3年ぐらいですね。50歳、60歳というところで今は目標を掲げているので、その続きを聞きたい場合はぜひ、ヒロプロのSNSを注目していただければなと思っています。
Celeina:皆さんぜひ、チェックよろしくお願いいたします。さあ、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達を紹介してもらっています。廣池さんが紹介してくださるのはどんな方でしょうか。
廣池:大徳政博さんを紹介します。 元々フットサルの繋がりで知り合った方なのですが、ヒロプロと、大徳さんが今経営している「MDネクスト」さんという不動産会社で業務提携もしていまして。彼自身、現役のフットサル選手でありながら、専務取締役としてフットサルチーム「リガーレヴィア葛飾」を経営し、更にはYouTuberとして「ホンネ社長」という名前で活動もされているんです。
Celeina:色々な軸をお持ちの方なんですね! 楽しみです。明日は大徳政博さんに繋ぎます。「FIST BUMP」、今日お迎えしたのは株式会社ヒロプロ代表の廣池基史さんでした。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann