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デザイナーの毛柴有喜は、「どすこいドーナツ」の世界観を墨田の職人たちと作り上げる

2025.5.22

#ART

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5月1日は、墨田区向島にある喫茶店「HOLLYday」の店主の立山紫野さんからの紹介で、デザイナーの毛柴有喜さんが登場。自身がデザインを手がけたキャラクター「どすこいドーナツ」が持つバックグラウンドのほか、キャラクターを通して広がった墨田区の人々との繋がりについても伺いました。

架空のお店「どすこいドーナツ」を復刻プロジェクトとして展開

Celeina(MC):本日はスタジオに毛柴さんが手がけられたグッズをご持参いただいています。こちらのキャラクターはどなたでしょうか?

毛柴:こちらはおにぎりエディションの「どすこいくん」です。

タカノ(MC):なかなかインパクトのある姿ですね。

毛柴:ドーナツ型のフィギュアなのですが、そこに手足が生えていて、スマートフォンのスタンドになっています。手のひらサイズの大きさで、スマートフォンがしっかりと収まる仕様です。

Celeina:とてもおしゃれで可愛らしいスマホスタンドですね。こんなにユニークなものは初めて見ました。

タカノ:ドーナツに手足がニョキっと生えていて、表情もユニークです。

毛柴:少し虚無感のある雰囲気にしているんです。

Celeina:可愛い感じと虚無感のある雰囲気という、絶妙なバランスが素敵ですね。

タカノ:このキャラクターをデザインされているんですか?

毛柴:このキャラクターをはじめとしたコンセプト全体は私が担当していますが、「どすこいくん」の3Dキャラクターは、墨田区の「京島共同凸工所」の職人さんが制作してくださいました。墨田区には、手に職を持った方が多くいらっしゃいまして、その中の1人に作っていただきました。

Celeina:これらのキャラクターは総称して「どすこいドーナツ」なんですか?

毛柴:はい。厳密に言うと、どすこいくんは愛称で、シュガ錦が正式名称なんですけど、ややこしいのでどすこいくんで。「どすこいドーナツ」は、1979年に両国に実在していたお店という架空の設定にしていて、そのお店は存在していませんが、「復刻プロジェクト」という形で展開しているんです。

Celeina:世界観の作り込みが素晴らしいですね。

タカノ:核がないのはドーナツと同じですね。

毛柴:そうなんです。実際には存在しないのですが、ドーナツの「中心が空いている」構造をテーマに、友人と共にさまざまなものを作っています。

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