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「出張ほぐれおにぎりスタンド」の橋本英治は、ふわっとした新食感のおにぎりを提供する

2025.5.20

#OTHER

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4月16日は、「餃子超人」のオガサワラガクさんからの紹介で、「出張ほぐれおにぎりスタンド」の握り手代表の橋本英治さんが登場。ほぐれおにぎりを仕事にしたきっかけやこだわりのほか、サウジアラビアの王女におにぎりを握った経験についても伺いました。

「ほぐれおにぎり」は口の中でほろっとほどける新感覚の食べ心地

タカノ(MC):「出張ほぐれおにぎりスタンド」という名前からしてすごく気になりますが、具体的にはどのような活動をされているのでしょうか?

橋本:お客様の目の前でおにぎりをふわふわに握って、できたてをご提供する、出張専門のおにぎりスタンドです。

Celeina(MC):常設の店舗を持たず、イベントなどに出向いて握っているというスタイルなんですね。「ほぐれおにぎり」という名前がすごく美味しそうで、気になります。どんな意味があるんですか?

橋本:「ほぐれ」というのは、米粒を潰さずに、空気を含ませるようにふわっと握ったおにぎりのことなんです。お米の粒感が楽しめて、口に入れた瞬間にほろっと優しくほどける、そんな食感になるように握っています。

Celeina:家で作るおにぎりとはだいぶ違いますね。私は結構しっかりめに握ってしまいます。

タカノ:ふわっとした食感のおにぎりって新鮮ですね。お米の味も、より感じられそうです。

美味しいおにぎりのヒントは、茶碗に盛ったご飯

Celeina:なぜおにぎりを仕事にしようと思われたんですか?

橋本:もともとお米が大好きで、食べるのが好きだったんです。最初は土鍋ごはんをただ美味しく食べるイベントを開催しているだけでしたが、自分の好きなごはんの食べ方は、茶碗に盛ったご飯を塊で口に入れて、舌の上でほぐれるのが快感だなと気づきました。それを表現するには、ふわっと握ったおにぎりを目の前で食べてもらえばいい、と考えついて出張おにぎり屋を始めました。

Celeina:出発点は「お米愛」だったんですね。

タカノ:どのような具材のおにぎりを提供されているんですか?

橋本:人気があるのは、鮭の粕漬け、大葉のにんにく醤油漬け、トロたくなどですね。

Celeina:おにぎりのサイズは大きめですか?

橋本:サイズとしてはコンビニのおにぎりと同じくらいです。ただ、ふんわりと握っている分、軽くてぺろっと食べられると思います。

タカノ:種類はどれくらいあるんですか?

橋本:今は40種類くらいありますね。季節限定で入れ替えながら展開しています。

研究を重ねて作り上げた「ほぐれおにぎり」の食感

Celeina:「ほぐれおにぎり」のふんわり感は、炊き方にもコツがあるんですか? それとも握り方でしょうか?

橋本:どちらも大切です。炊き方は、もちっとしつつも粘りすぎず、粒感が残るように調整して炊いています。その上で、空気を含ませながら優しく握ることで、理想的な食感になります。

Celeina:研究を重ねられているんですね。

タカノ:おにぎりの形は三角ではないんですか?

橋本:とがった三角ではなくて、少し丸みを帯びたフォルムにしています。ぎゅっと握らない分、自然とそうなるんです。

Celeina:ふんわりしたお米に使う海苔も気になります。

橋本:海苔はすごく大事です。佐賀県の漁師の島内さんという方が作った海苔を使っていて、本当に風味が良くて美味しいんです。その美味しさを最大限味わっていただくために、「1口目は5秒以内に食べてください」とお願いしています。海苔がパリパリのうちに食べていただきたいですね。

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